「時短勤務のはずなのに全然定時で帰れない」
「どうやったら定時で帰宅できるのか知りたい」
病棟で働いていると、こんな風に思うことはありませんか?
結論からお伝えすると、残業が少ない職場であれば定時で帰宅できるものの、病棟など忙しいで働いていると定時で帰宅するのは難しいです。
では、少しでも早く帰るためには、どんなことができるでしょうか?
看護師という仕事柄定時だからと切り上げるのは難しいものの、この記事を見れば早く帰るためにできることや定時で帰宅する方法がわかります。
「時短勤務なのに毎日残業で帰れない」と悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
一生のうち子どもと過ごせる時間は約7年6ヶ月と言われ、長い人生の中のごく一部にしかすぎません。家族や子どものために頑張って働いていても、子どもが大きくなり「もっと一緒に過ごしたかった」と後悔してからでは遅いです。
小学校卒業時点で子どもと過ごせる時間は半分以上経過してしまうので、後悔する前に1度働き方を見直してみてください。
- 子どもの将来のためにバリバリ働く
- 収入が減っても子供と過ごす時間を優先したい
どちらを選んでも間違いではないので、納得のいく答えを導き出してくださいね。
もし子どもとの時間を優先する場合は転職も1つの方法なので、今すぐ行動するつもりはなくても転職サイトに登録して求人探しのアンテナを張っておくと転職しやすくなりますよ。
看護師の時短勤務はいつまでで?時短の基本情報
時短勤務は1日の所定労働時間を6時間とする制度で、子どもが3歳になるまで適用されます。
3歳から小学校就学前の子をもつ労働者にも努力義務は課せられているものの、基本的にはこれから紹介する5つの条件をすべてクリアした人のみ対象です。
- 3歳に満たない子どもを養育している労働者
- 1日の所定労働時間が6時間以上
- 日雇い労働者ではない
- 時短勤務が適用される3歳までの期間に育児休業を取得していない
- 雇用期間が1年以上であること
時短勤務は誰でも利用できるわけではなく、勤続1年以上、3歳に満たない子どもがいるフルタイムの労働者が申請をすれば勤務時間を短くして働ける制度です。
勤務時間は短いものの仕事内容はフルタイムの看護師と同じなので、仕事中は息つく暇もありません。とくに病棟と時短勤務の相性は最悪なので、気になる方は時短勤務のメリットとデメリットもチェックしてみて下さい。
時短勤務の看護師は定時で帰れないの?理由や避けるべき職場とは
子育てと仕事を両立させるために時短勤務を選んだのにも関わらず、なかなか時間通りに変えれず悩んでいるママナースはとても多いです。
看護師という職業柄定時で上がりにくいことも要因の1つではあるものの、そのほかにも帰りにくいのには原因があります。
早く帰るための時短制度でありながら定時で帰宅できないのは、働く場所が忙しい、人員が少ないなどさまざまな要因があります。
なぜ時短勤務なのに帰れないのか、どの部署で働けば時間通りに帰りやすいのか詳しく紹介していきますね。
看護師の9割近くが時間外労働をおこなっている
株式会社マイナビがおこなった1ヶ月間の時間外労働時間の調査によると、全体の9割が40時間未満の残業をおこなっているほど看護師の残業率は高いです。
どんな職種でも多かれ少なかれ残業はあるものですが、やはり看護師の残業率は非常に高く上限規制を超える職場もあるほど定時で帰宅するのは難しいことがわかります。
(出典)メディカルサポート
9割近くの看護師が少なからず残業をしていることを考えると、たとえ時短勤務だからと言って定時に帰るのは難しいことは明白です。
ましてや時短勤務の場合は、勤務時間が短いぶん仕事が終わらず残業になってしまうケースが多いのは仕方のないことなのかもしれませんね。
割合は少ないものの残業をまったくしない人もいるので、定時で帰れる職場は存在します。
看護師が定時で切り上げ帰宅するのが難しい理由
看護師の6割近くが月5時間以上の残業を強いられていることもあり、たとえ時短勤務であっても定時で帰宅するのは難しいです。
定時で帰れない原因はいくつかありますが、代表的な理由は以下の3つです。
- 慢性的な人手不足で1人当たりの仕事量が多い
- 忙しさを知っているため「帰る」と言いにくい
- 経験年数が長くなるほど頼りにされ、帰れない
看護師という仕事上定時で帰るのが難しいため、たとえ時短勤務でも定時に「帰ります」とは言えない空気が職場内に蔓延しています。
早く帰るための時短制度なので、のちほど紹介する定時で帰るコツを実践してみてくださいね。
定時で帰りたい人が避けたほうがいい診療科
働く職場によって「帰りやすい」「帰りにくい」は左右されるため、定時で帰りたい人は避けたほうがいい診療科があります。
常勤の看護師でも残業が多い、いつ何が起こるかわからない診療科は避けたほうがいいので、予測しづらい業務が多い科を5つ紹介します。
- 緊急対応が終わるまで退勤できない「緊急外来」
- 突発的な対応が多い「ICU」
- 緊急手術が入ることが多い「手術室」
- 分娩の予想が難しい「産科」
- 急性期の対応が多い「循環器内科」
予測できない業務が多い、突発的な対応が多い科は定時で帰宅できないので、場合によっては異動や転職も検討してみてください。
また、今までに経験したことでない部署で働くと効率よく仕事できないので、定時で帰りたい場合は要領がわかっている部署を選んでくださいね。
時短勤務で働く看護師が定時で帰る3つのコツ
時短勤務だからと言って確実に定時で帰れるわけではないものの、少しでも残業時間を減らすことは可能です。
もちろん定時に絶対帰るという気持ちも重要ですが、それ以外にも重要なポイントを3つ紹介します。
これから紹介する3つのコツを意識するだけでも定時で帰れる可能性はグッと上がるので、ぜひ実践してみてください。
それでは、定時で帰るコツを詳しく解説していきますね。
1.積極的にコミュニケーションをとる
近年男性看護師が急増しているものの、看護師の9割以上は女性で子育てをしながら働く大変さを知っている人が多いです。
何も事情を知らなければ助けてあげることはできなくても、積極的にコミュニケーションを取るだけで働きやすさが変わるケースもあります。
- よく話すことでスムーズに仕事が進む
- 職場全体の生産性が上がる
- お互いのことを理解し、思いやる気持ちが持てる
勤務時間内に1人で仕事を終えようとしても無理なときでも、日頃からコミュニケーションをとっていれば相手も事情を汲み取り理解してもらえます。
職場全員と仲良くなる必要はないものの、定時で帰るためには積極的にコミュニケーションをとり信頼関係を構築していってくださいね。
無駄に思えるプライベートな会話も相手を理解するコミュニケーションの1つなので、積極的に会話してください。
2.効率よく仕事ができるよう工夫をする
目の前の仕事を片付けているだけでは定時で帰るのは難しいので、少しでも無駄を省き効率よく働くことが重要です。
働いている環境によって工夫する内容は変わってきますが、どのようなことに気を配れば良いか5つのポイントを紹介していきます。
- 手が空いている時間にできることはないか
- 処置や記録にかかる時間はどれくらい必要か
- 並行してできる業務はあるのか
- 重要度の高い仕事からこなし、隙間時間も有効活用する
- 1日の流れを振り返り、改善できることがないか考える
時短で働くからこそ効率よく動かなければいけないので、どうやって段取りを組めばスムーズに仕事ができるのか考えることが重要です。
頭をフル回転させるため最初は疲れてしまうかもしれませんが、定時で帰れるよう工夫してみてくださいね。
指示通りに動く、指示を待つだけでなく、今自分は何ができるのか考えながら行動してくださいね。
3.どうしても無理なときは断る
「自分が保育園のお迎えに行かなければいけない」「子どもを病院へ連れて行く」など、働くママナースは家に帰っても大忙しです。
どうしても帰らなければいけない事情があるときは「時間なので帰る」と、ハッキリ断る勇気も必要です。
たとえ職場の人が嫌な顔をしたとしても許可を得て時短勤務になっているので、無理なときには断って構いません。
たとえ帰りにくい職場だとしても自分の意思を伝えることが重要なので、家族あってこその仕事だと割り切る気持ちも必要なので「先に失礼します」ときちんと伝えてくださいね。
普段からきちんと働いていれば、助けてくれる人は絶対にいます。
看護師の時短勤務で帰れない日が続く場合の対処法3選
せっかく時短勤務なのにも関わらず帰れない日が続くと「辞めたい」と思ってしまいますが、諦めるのはまだ早いです。
まずは上司へ定時に帰れない日があることを伝え、それでも効果が得られなかった場合の対処法を3つ紹介します。
たとえ時短とはいえ働きながら家事や育児をするのは大変なことなので、まずは現状を変える方法はないか探してみてください。
部署や勤務形態を改善し同じ病院で働いたほうが良いケースもあれば、転職が有効なケースもあります。時短勤務で帰れない場合の対処法を詳しく紹介していきますね。
1.部署を異動してもらう
職場によって異動ができるのかは異なりますが、可能であれば定時で帰宅できる部署へ移動してもらうのが1番です。
たとえば総合病院の外来などは午後は予約診療で帰宅しやすいメリットもありますが、当然デメリットも存在します。
メリット
デメリット
希望が通れば時短勤務がしやすくなるものの、かならずしも希望通りの部署に行けるわけではありません。
すぐに異動できない、異動する場所がない場合は転職したほうが良いケースもあるので、まずは部署異動ができるのか上司に相談してみてくださいね。
2.パート勤務に変更する
時短勤務にもかかわらず残業が多い場合、給料は減ってしまいますがパート勤務になるのも1つの手です。
どうしても定時で帰りたい人におすすめのパートですが、メリットとデメリットどちらが上回るのか検討してから働き方を変更するか決めてください。
パートになれば勤務時間度自由度が高く働きやすくなる一方で、時短勤務のときよりも給料がガクッと減ってしまいます。
たとえパート勤務になっても看護師としての勤務実績や経験は積めるので、プライベートが落ち着いたら常勤として働きたい人におすすめです。
まずは上司へ相談し、働く日数や時間の確認をしてみてくださいね。
3.時短勤務がしやすい職場へ転職する
厚生労働省の調査によると看護師の転職平均回数は1.1回、3回以内の転職であれば採用担当者は多いと感じないことが判明しています。
病棟からクリニック、美容クリクックから保育施設など働き方を自由に変えられる看護師だからこそ、自分が働きやすい環境を求め転職するのも1つの手です。
- カレンダー同様に休日になる「個人経営の病院」
- ある程度勤務時間が決まっている「健診センター」
- 看護師の平均年齢が高い「介護施設」
- 保育所などを併設している「総合病院」
- 患者の急変が少ない「デイサービス」
「看護師が時短で帰るのは難しい」と思っている人でも、探せば勤務時間の変動が少ない職場や希望する時間に働ける職場は見つかります。
今の職場にいる限り時間外労働が多いと諦めている場合は、転職も視野に入れて希望通りの職場があるか探してみてくださいね。
ライフステージに合わせて働く場所を変えるのは看護師だけではないので、働きやすい職場を探しましょう。
看護師は定時に帰れないのが普通⁉定時で帰れる3つの職場
看護師という仕事柄まったく残業がないとは言えないものの、ほとんど残業がない職場は存在します。
時短勤務なのに帰れないと悩むなら残業のない職場へ転職するのも1つの手なので、ほとんど残業がない職場を3つ紹介します。
定時で帰れる職場はサービス残業もなく心身ともに余裕を持って働けるので、定時で帰れないという悩みから解放されます。
残業がない職場で働けば子どものお迎えや習い事の送迎なども時間通りにできるようになるので、おすすめの職場を3つ紹介します。
1.健診センター
健康診断をおこなう健診センターは定時で仕事が終わりワークライフバランスを取りやすいこともあり、非常に人気の職場の1つです。
最近では特定の疾患の早期発見をおこなう検診を兼ねている職場もありますが、どちらも働きやすさは変わりません。
- 定時内に仕事が終わり、生活のリズムを保ちやすい
- 日曜祝祭日、年末年始は休みが確保されている
- ほかの職場と比べ、ストレスを受ける場面が極端に少ない
- 正社員だけでなく、派遣やパートの働き方も選べる
- 肉体的負担が少ないわりに給料は高い
「施設または出張健診の独立型」と「病院付属型」で働き方は異なるものの、どちらも素早い採血技術がある看護師におすすめの職場です。
無理なく仕事と家庭の両立ができることもあり人気の職場なので求人数が少ない傾向にあるため、転職サイトを活用し効率よく求人探しをしてくださいね。
2.完全予約制のクリニック
日勤のみで働きたい、家の近所で働きたい人におすすめなのが、ワークライフバランスが取りやすいクリニックです。
入院施設のないクリニックは夜勤がなく診療時間も決まっているため、比較的残業が少なく働きやすい職場の1つです。
- 診療科目が特化しているため、専門的な知識やスキルを習得できる
- アットホームな雰囲気で、プライベートの話もしやすい
- 施設数が多く、勤務場所や診療科目が選びやすい
- 比較的症状が軽度の患者さんが多く、高度な医療スキルを求められない
- 残業が少なく、仕事とプライベートを両立できる
非正規雇用であれば出勤日や勤務時間を選べますが、常勤が良い人は完全予約制のクリニックがおすすめです。
予約制のクリニックの場合は退勤時間が読みやすく子どもの予定を最優先にして働けるので、求人を募集していないか確認してみてくださいね。
3.大きな規模の病院の外来
病棟とは違い外来は医師の診察補助や診察準備などサポートがメインで、医療行為が少ないのが特徴です。
外来は夜勤もなく土日祝日休みの病院が多いため、子育てや介護をしながらでもプライベートの時間を確保しやすく働きやすいです。ワークライフバランスの充実だけでなく、ほかにも外来は魅力があります。
- 夜勤や休日出勤がないので、ワークライフバランスがとりやすい
- 自立した患者さんが多いため、身体的負担が少ない
- 緊急性の低い外来で働く場合はイレギュラーな対応がなく、精神的にラク
- 患者さん1人ずつと関わる時間が短く、深入りせずに済む
多くの患者さんが診察に来るため仕事量は多いので、外来はテキパキ動き仕事をこなせる人に向いています。
職場ごとに忙しさが異なるので、転職する前に職場見学や内部情報のリサーチなどをおこなうと自分に合う職場なのか考えられますよ。
探せば残業がない職場は見つかるので、気になる求人があるかチェックしてみて下さい。
やっぱり迷惑なの?看護師の時短勤務でよくある5つの悩み
仕事の忙しさを知っているからこそ「私だけ先に帰宅して良いのだろうか」「時短勤務をしたいが実際どうなんだろう」など、いろいろなことが気になってしまいますよね。
そこで、時短勤務のよくある悩みを3つ紹介するので、不安解決に役立ててください。
職場の許可を得て時短勤務として働いていても、日頃行動をともにする上司や同僚にどう思われるのか、迷惑をかけないか不安になってしまいますよね。
時短勤務の理解度は職場によって異なるものの不安に感じるのは当然のことなので、よくある悩みを詳しく紹介していきますね。
1.看護師の時短勤務は迷惑なの?
当サイトがおこなったアンケートによると「時短は仕方ない」と考える看護師が多い一方、時短勤務は迷惑だと感じる人も少なからず存在します。
なかには早く帰ることへの不公平感を感じる人もいるので、迷惑にならないような心がけが必要です。
- 時短勤務は当たり前ではなく、周囲の協力があることを自覚し謙虚な態度で働く
- 感謝の言葉、申し訳ない気持ちは口に出して伝える
- 仕事や子育ての両立は大変だと愚痴を言わない
なかには「人手不足の看護業界で時短でも働いてくれる」と好意的な声もありますが、結局誰かに仕事のしわ寄せが行ってしまいます。
周囲に感謝し少しでも多く仕事をこなすことで「迷惑だ」「ずるい」と感じる人は減るので、時短勤務は権利ではあるものの謙虚な気持ちを忘れないでくださいね。
2.時短勤務看護師として働けるのはいつまで?
フルタイムで働いていた人が1日の労働時間を短くできる制度ですが、時短勤務のルールは就業規則に明記する決まりになっています。
選択的措置義務として原則子どもが3歳になるまでは時短勤務を取得できますが、細かいルールがあり条件に該当した人のみに適用されます。
- 3歳に満たない子どもを養育する労働者
- 1日の所定労働時間が6時間以上
- フルタイムで働き、入社してから1年が経過している
時短勤務は原則子どもが3歳になるまでですが、3歳以降でも申請さえすれば時短勤務を継続できる可能性はあります。
ただし3歳以降の時短制度は事業主の努力義務で利用できない可能性もあるので、3歳までは時短勤務で働けると覚えておけば問題ないですよ。
3.やっぱり時短で働く看護師は肩身が狭いの?
「子どもが生まれたら時短勤務をしたい」「そろそろ復帰しなくてはいけない」どいう場合、時短勤務だからと肩身が狭くなってしまうか不安になってしまいますよね。
そこで、時短勤務で働く看護師のリアルな声を3つ紹介するので、不安な方は参考にしてください。
今の病院に勤めて10年以上になります。 子供を産んでから時短勤務にしましたが他のナースからは白い目で見られます(>人<;) さらに夜勤も免除してもらっておりかなり風当たりがきつくなりました。 旦那は朝早くに仕事に行き子供たちが寝たあと帰ってくるので自分にはフルタイムで働くのは難しいかと思い時短勤務を選びましたがもう限界…。
(引用)Yahoo!知恵袋
今年6月に育休明けで復職しました。2歳の子どもがいます。時短で働かせてもらっていますが、時短で働くことを気に入らない方たちに聞こえるように愚痴を言われたり肩身が狭い思いをしています。
(引用)カンゴトーク
私も育児時短で復帰した時に他の人の2倍働いて。と言われました…。 フルタイムと同じ条件で受け持ち業務なので同じペースだと帰れません。
(引用)Yahoo!知恵袋
肩身が狭いと感じるのかは職場の雰囲気にもよりますが、どうしても「不公平」「仕事をしていない」とネガティブな感情を抱く人はいます。
肩身が狭く耐えられない場合は転職やパート勤務も選択肢に入れて考えたほうが良いので、ストレスなく働ける環境を探してみてくださいね。
4.時短勤務看護師の手取りはいくら?
働く時間が短くなると当然給料も減ってしまうため、時短勤務の給料はいくらなのか気になってしまいますよね。
時短勤務中の給料は「基本給×時短労働時間÷所定労働時間」で計算できますが、イメージがつきにくいので具体的な金額を紹介します。
20万円×5時間÷8時間 = 12.5万円
手取り額 = 9.3万円~10万円
25万円×6時間÷8時間 = 18.7万円
手取り額 = 14万~15万円
基本給や何時間働くのかで手取りは変わるものの、手取り10万円~15万円程度と給料はガクッと下がってしまいます。
どうしても給料を下げたくない場合は夜勤を入れるもの選択肢の1つではあるものの、心身ともに疲れてしまうため無理は禁物です。
5.育休明けの看護師が仕事できないと思う瞬間は?
子育てに専念していた時間が長ければ長いほど、育休明けに「わたしって仕事ができないな」と感じる瞬間はたくさんあります。
育休明け誰しも通る道なので、どんな場面でミスをするのか具体例を紹介します。
- 日頃の疲れでボーっとしている
- 新しいルールについていけない
- 仕事も育児もおろそかになってしまう
復帰直後は今までと同じようにテキパキ働くのは無理なので、ある程度割り切り気楽な気持ちでいると心が軽くなります。
子育てをしながら働く看護師の多くは家事や調理を時短できるアイテムを活用しているので、仕事に支障をきたさないよう活用しうまく乗り切ってください。
時短勤務の看護師が定時で帰宅できるのかは職場次第
時短勤務で定時に帰宅できるのかは職場により異なりますが、看護師は定時になったからと言って帰れる職種ではありません。
しかし、効率よく動いたり働く場所を選ぶなど工夫できる部分はあるので、どうすれば定時で帰宅できるのか考えてみてくださいね。
- 看護師の9割近くが時間外労働をおこなっているため、時短勤務でも残業はつきもの
- 仕事の効率化やコミュニケーションをとり、定時で帰宅するための環境作りが大切
- どうしても定時で帰れない場合は働き方の変更、最悪の場合は転職も検討すべき
自分からアクションを起こさなければ現状は変わらないので、どうしても定時で帰りたい場合は働く環境を変えるのも有効な手段です。
つらいときは「子どもとの時間を大切にしたい」「家事と育児を両立したい」など時短勤務にしている理由を思い出し、しっかり家族と向き合う時間をつくりましょう。
子どもと過ごす時間はあっという間に過ぎていくので、今を大切にしてくださいね。
解説します