看護師が仕事を楽しいと思えない7つの原因|楽しくないと感じる理由別におすすめの職場も紹介

    「仕事を楽しいと思えず出勤するのが苦痛」

    「やりがいがある看護師を楽しいと思えないのはなぜだろう」

    と思うことはありませんか?

    1日の半分以上を費やす仕事だからこそ、楽しいと思えない状況が続くと「なんで楽しめないんだろう」「どうすれば楽しめるんだろう」と思い悩んでしまいますよね。

    では、どうすれば仕事を楽しめるようになるのでしょうか?

    この記事を見れば看護師が仕事を楽しいと感じない理由や自分で試せる工夫、どうしても楽しめないときの対処法がわかります。

    「心身ともに限界」「モチベーションが下がってツライ」と働く気力も意欲も失っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

    Biz Hitsという会社が男女500人を対象に仕事が楽しいかアンケートをとったところ、仕事をまったく楽しくないと答えたのは1割だけと楽しい、どちらかと言えば楽しくないと回答しています。この調査から、仕事をまったく楽しくないと感じている人は少数だと分かります。

    重い責任がのしかかる看護師だからこそ心から仕事を楽しめないのは仕方ないものの、やりがいを感じられず苦痛になっているなら1度立ち止まり考えてみるべきです。

    今の不満を解消すれば楽しく仕事ができるようになるので、楽しいと思えない状況が続く場合は新しい環境に身を置くことも検討してみてくださいね。

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    目次

    看護師が仕事を楽しいと思えない7つの原因

    1日の1/3は仕事に費やしていると言われているなか、夜勤や残業がある看護師は仕事ばかりでプライベートを犠牲にしている人も多いのではないでしょうか。

    仕事を楽しくないと思いながら働き続けると自己肯定感が下がりつらくなってしまうので、これから紹介する7つの原因に当てはまっていないか確認してみてください。

    仕事が楽しくない原因
    1. 理想と現実にギャップを感じる
    2. プレッシャーで精神的な負担が大きい
    3. 残業や夜勤ばかりで体力的にきつい
    4. 医師やスタッフとの人間関係がツライ
    5. 仕事内容がルーティン化している
    6. 給与が低くやりがいを感じない
    7. 待遇が悪くモチベーションが下がっている
    この7つが
    多いです

    「仕事が楽しくない」「出勤したくない」と嫌々働いていると職場だけでなく自分にも悪影響を及ぼしてしまうので、なぜ楽しくないのか原因を探ることが重要です。

    原因がわかれば対処法を考えられるようになるので、看護師が仕事をつまらないと思う理由を詳しく紹介していきますね。

    1.理想と現実にギャップを感じる

    「人を助けたい」「誰かの役に立ちたい」など理想を抱き看護師になっても、理想と現実の環境はかけ離れ失望感や不満を抱いている人は多いです。

    どの仕事も理想と現実にギャップを感じてしまうものですが、厳しい環境の看護師だからこそ大きなギャップを感じてしまいます。

    理想と現実のギャップを感じる場面
    • 看護学校で学んだケアや関り方が実現できない
    • 時間がなくて流れ作業になってしまう
    • 理想を追い求めるがあまり乖離に悩んでしまう

    自分の看護観と周囲の看護観の違い、やりたいことができないジレンマを感じてしまい、理想と現実のギャップで楽しいと思えなくなってしまいます。

    理想を描き看護師になった人ほどギャップを感じやすいので、楽しい、やりがいがあると感じられないのは当然のことです。

    2.プレッシャーで精神的な負担が大きい

    看護師はときに人の命を預かり健康に直接かかわらなければいけないため、つねに緊張感を持ち働かなければいけまん。

    頭で看護師は人の命を預かることは理解していても、現場で目の当たりにすると想像以上のプレッシャーを感じてしまいます。

    プレッシャーを感じる場面
    • 命に関わる緊急処置や患者が多い
    • 命を直接預かる責任が重く、ミスが許されない
    • 患者さんや家族にとってデリケートな問題への対応

    ほかの仕事に比べ看護師はプレッシャーを感じる場面が多く苦痛に感じてしまうので、仕事を楽しむ余裕がありません。

    とくに新人や異動したばかりの看護師がミスに対する不安が増大してしまい、精神的な負担が増してしまいます。

    3.残業や夜勤ばかりで体力的にきつい

    病棟で働いていると夜勤は避けられないものですが、2022年病院看護・助産実態調査報告書によると2交代制で4~5回、3交代制で7~8回も毎月夜勤があります。

    しかし、月に10回以上夜勤がある職場もあり、残業や夜勤で体力的にきつく仕事を楽しめないと思うのは当然のことです。

    体力的につらいと思う原因
    • 昼夜逆転の不規則な生活を強いられ、体内時計が乱れる
    • 残業が多く休息やリフレッシュの時間が減少してしまう
    • ケアや処置だけでなく移動や介助など肉体的な負担が大きい

    残業や夜勤の負担だけでなく足腰への負担も大きく慢性的な疲労感を感じ、仕事のパフォーマンスも低下してしまいます。

    不規則な生活に加え肉体的な負担が大きな仕事を続けていれば体力的につらくなってしまうのは当然のことなので、できる限りリフレッシュに時間をあててみてくださいね。

    4.医師やスタッフとの人間関係がつらい

    看護師に限らず人間関係は退職理由の上位にあがるほど深刻な問題ですが、医療現場ではリハビリ職員、ソーシャルワーカーなど多くの人と連携し仕事を進めていかなくてはいけません。

    その中でも接する時間の長い医師や看護師との人間関係が悪化すると、仕事自体は楽しくても出勤するのが嫌になってしまいます。

    人間関係がつらい原因
    • 医師との間に役割や立場の差があり、上下関係を感じる
    • 医師の指示が曖昧で業務に支障をきたす
    • 先輩看護師の言い方がキツイ

    医師やスタッフとの間に信頼関係が築けないとチームの連携がうまく取れず、孤立感や不満を感じてしまいます。

    看護師は女性が多くイジメや派閥、陰口や嫌味など人間関係が複雑なので、嫌なスタッフがいると仕事を楽しめないのは当然のことです。

    5.仕事内容がルーティン化している

    急変や入退院が多い科で働いているとバタバタして休む暇がないケースもありますが、症状が落ち着いていたりADLが自立している科はルーティン業務が多いです。

    日々繰り返し業務をするのがラクだと感じる看護師がいる一方で、刺激や新鮮さがなく仕事への意欲が低下し楽しくないと感じる人もいます。

    ルーティン化の影響
    • やりがいや達成感を感じにくくなり、仕事への意欲が低下する
    • 学びの機会が減少し、新しいスキルを身につける機会が減る
    • 単調な仕事ばかりで精神的な疲労が積み重なってしまう

    どこで働いても日常的なケアやバイタルチェック、記録作業など看護師の仕事にはルーティン業務が多いので、毎日同じ作業ばかりと飽きてしまいます。

    ただ、看護師100人が選ぶラクな診療科アンケートでも同じ作業の繰り返しをラクだと回答する人が多いので、ポジティブに捉えると気がラクになりますよ。

    6.給与が低くやりがいを感じない

    令和4年賃金構造基本統計調査によると看護師の平均年収は508万円と女性の中では収入が高いものの、激務に加え残業や夜勤もあり割に合わないと感じている人が多いです。

    どんなに仕事を頑張っても「こんなに働いて給与はこれだけなのか」と感じるとモチベーションが下がり、仕事自体を楽しいと思えなくなってしまいます。

    給与が割に合わないと感じる理由
    • 労働時間が長く心身の負担をともなうわりに給与が低い
    • 仕事が適正に評価されていない、報われないと感じる
    • 患者さんや家族、同僚から感謝の言葉がなく、価値を実感しにくい

    残業や夜勤でプライベートの時間も確保できないうえに給与が低い、頑張っても報われないむなしさで仕事を楽しく思えなくなってしまうのは当然のことです。

    とくにサービス残業が横行している職場ほど時給換算すると専門職とは思えない安さになってしまうので、残業代が支払われる職場、残業がない職場へ転職すると気持ちがラクになりますよ。

    7.待遇が悪くモチベーションが下がっている

    医療現場は慢性的に人手不足になっていることが多く、どうしても看護師1人あたりの負担が大きくなってしまいます。

    ストレスがかかっている状態で職場への不満があればモチベーションが下がってしまい、仕事を楽しいと思えなくなってしまいます。

    モチベーションが下がる要因
    • 休暇が取りにくく心身ともにリフレッシュできない
    • 過度な業務負担で疲労やストレスが蓄積している
    • 安全で快適な職場環境が整っていない

    希望通りに有休が取れる、頑張った分ボーナスをくれるなど職場の環境がしっかりしていれば不満は減るものの、上司に交渉したからと言って待遇は変わりません。

    待遇が不満な場合は転職したほうが好条件で働けるケースが多いので、どうしても不満が解消されないと感じた場合は転職も視野に入れて検討してくださいね。

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    看護師の仕事を楽しいと思えるようにする5つの方法

    看護師に限らず職場に1つも不満がない、仕事が楽しくて仕方がないと考えている人は少ないので、楽しいと思えるようにする努力も大切です。

    どうすれば看護師の仕事を楽しいと思えるようになるのか、5つの具体的な方法を紹介します。

    楽しいと思えるようにする方法
    1. 人とのコミュニケーションを楽しむ
    2. 資格取得やスキルアップを楽しむ
    3. 休日は思いっきりリフレッシュする
    4. 苦手な人とは距離を置いて接する
    5. 部署異動や転職を検討する
    この5つを
    試してみて
    ください

    これから紹介する仕事を楽しくする方法はあくまでも自分でできることなので、職場の環境が変わらなければ解決しない可能性もあります。

    ただ、自分で試せることをしても改善しないなら我慢か環境を変えるしか方法はないので、仕事を楽しいと思えるようになる5つの工夫を紹介していきますね。

    1.人とのコミュニケーションを楽しむ

    看護師は医者や看護師、その他医療従事者など関わる人が多く、ときには「あの人と関わりたくない」と思ってしまいますが積極的にコミュニケーション」を取るのも1つの手です。

    コミュニケーションは信頼関係構築において非常に重要なので、苦手な人がいても笑顔で話しかけてみてください。

    コミュニケーションを取るメリット
    • 患者さんの笑顔を見ることでやりがいを感じる
    • 同僚とのコミュニケーションは職場の雰囲気が良くなる
    • 些細な悩みや愚痴を共有し、仕事のストレスを軽減する
    • 家族と仕事の話を共有し、外部からのアドバイスをもらえる
    • たくさん人と接することでコミュニケーション能力が向上する

    出身地や子どもの年齢、趣味など些細なことでも共通点が見つかれば親近感がわくので、次の会話が楽しみになります。

    意図的にコミュニケーションを楽しむと仕事に対する気持ちがポジティブになるので、ぜひ実践してみてください。

    2.資格取得やスキルアップを目指す

    仕事がマンネリ化して楽しくないと感じている場合、資格取得やスキルアップを目指すと仕事への意欲が増す可能性があります。

    たとえ小さな目標でも成功体験を積み重ねることで自信がつくので、モチベーションを維持しながら働けます。

    スキルアップするメリット
    • 具体的な目標となり、自己成長に繋がる
    • 専門的な知識や技術が身につき、専門性が向上する
    • 新しい役割や職務に挑戦できる機会が増える
    • 仕事に対する理解が深まり、自信を持って取り組める
    • 仕事に対する達成感を得られ、ポジティブな感情になる

    資格取得やスキルアップなど目的があれば前向きに仕事に取り組めるだけでなく、キャリアの安定や専門性の高い人材になり有利になるのもメリットの1つです。

    自分自身の成長を感じることで自己肯定感も上がるので、仕事が楽しくないと思っている方は前向きに取り組める目標を作ってみてください。

    3.休日は思いっきりリフレッシュする

    看護師の仕事は精神的にも肉体的にも負担が大きいので、休日はしっかりとリフレッシュし心身ともにリセットすることが大切です。

    プライベートが充実すれば仕事を頑張ろうと思えるので、おすすめの休日の過ごし方を5つ紹介します。

    おすすめの過ごし方
    • 読書や映画鑑賞など、家でリラックスする
    • 温泉やスパ、カフェなどリラックスできる場所で過ごす
    • ヨガやジム、フィットネスで身体を動かす
    • 近場の観光地や行ったことがない場所を訪れる
    • 家族や友人との時間を楽しむ

    しっかりリフレッシュすると疲れが取れ集中力が増すので、仕事中のミスが減り業務が効率化するメリットもあります。

    楽しいプライベートあってこそ仕事を頑張れるので、ワークライフバランスを意識してみてくださいね。

    4.苦手な人とは距離を置いて接する

    人間誰しも得意な人だけでなく苦手な人、嫌いな人がいるものですが、仕事をするうえで関わらないわけには行きまっせん。

    しかし、苦手な人と無理に接しているとストレスがかかり仕事に行くこと自体が嫌になってしまうので、無理をし過ぎるのはよくありません。

    距離を置くことの大切さ
    • 仕事全体のネガティブな感情が減る
    • 自分がリラックスして話せる人との関係に集中できる
    • 自分のペースを守り自分らしく過ごせる

    まったく関わらないというわけにはいかないものの、苦手な人と距離を置くだけでストレスが減り快適に過ごせるようになります。

    女性特有の面倒な人間関係は諦めるしかないので、少しでも心休まる人と接する時間を大切にしてくださいね。

    5.部署異動や転職を検討する

    仕事に対するモチベーションであれば自分で上げ頑張れるものの、人間関係や労働環境など自分の力だけでは解決しない問題もあります。

    キャリアやメンタルを守るためにも環境を変えたほうが活き活き働けるので、どうにもならないと感じたら部署異動や転職も検討してみてください。

    部署異動や転職を検討する理由
    • 新たな環境で強みを発揮できる
    • 仕事のモチベーションが再び高まる
    • 人間関係をリセットし、心機一転仕事に取り組める
    • 今の不満を解消し自分に合う働き方を選べる
    • 新しい環境での学びや成長で仕事を楽しめる

    仕事内容や人間関係など不満に感じていることを解消すれば仕事を楽しめるようになるので、自分らしいキャリアを築けます。

    自分の力では解決できないと感じたら、いざというときのために情報収集だけでも始めてくださいね。

    地域密着型のサービスで地方の求人も充実しています。
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    ケース別!仕事を楽しくないと感じる看護師におすすめの職場

    ひとことで仕事が楽しくないと言っても体力的にキツイ、人間関係が嫌だなど原因があるので、不満を解消することが楽しいと思えるようになる近道です。

    5つのケースに分けておすすめの職場を紹介するので、自分は何に不満を感じているのか考えながら参考にしてください。

    ケース別におすすめの職場
    1. 精神的負担を減らしたい人
    2. 体力的負担を減らしたい人
    3. 人間関係のストレスを減らしたい人
    4. のんびり働きたい人
    5. 医療や介護から離れたい人
    自分に合う
    職場選びが
    重要です

    仕事の不満が減りプライベートが充実すれば心にゆとりができ仕事への向き合い方も変わるので、今までより前向きに業務に取り組めます。

    不満を解消できる職場はどこなのか、ケース別に詳しく解説していきますね。

    精神的負担を減らしたい人におすすめの職場

    ときに人の命を預かる看護師は責任が重く、プレッシャーを感じながら働かなければいけません。

    精神的な負担が減るだけでストレスも減るので、気持ちに余裕を持って働きたい人におすすめの職場を7つ紹介します。

    精神的な負担が減る職場
    • ケガの対応や感染症予防をおこなう「保育園」
    • 心に余裕を持ち個別にケアできる「訪問看護」
    • 急変対応が少ない「療養型病院」
    • 緊急対応がない「美容クリニック」
    • ルーティン業務が多く残業が少ない「透析クリニック」
    • 比較的軽症者が多い「外来や診療所」
    • 持病があっても症状が安定している「デイサービス」

    直接命に関わらない職場のほうが精神的な負担が少ないので、穏やかな気持ちで業務に集中できます。

    精神的負担が少ない職場はスタッフも穏やかで仲が良い傾向にあるので、わずらわしい人間関係に悩む必要もなくなりますよ。

    体力的負担を減らしたい人におすすめの職場

    残業や夜勤ばかりでは休日にしっかりと休んでも体力が回復しないので、つねに疲れを感じながら働いている人はたくさんいます。

    仕事であまり体力を使わなければ家に帰った後、休日にリフレッシュできる気力が残るので、体力的な負担が少ない7つの職場を紹介します。

    精神的な負担が減る職場
    • 電話やメール、チャットで対応する「コールセンター」
    • 社員の健康管理がメインの「企業の医務室」
    • 心に余裕を持ち個別にケアできる「訪問看護」
    • 病気を未然に防ぐ「健診センター」
    • 夜勤がなく身体的な負担が少ない「クリニック」
    • 出張はあるものの夜勤がない「検診バス」
    • デスクワークがメインの「治験コーディネーター」

    体力面の負担が減ればプライベートを楽しむ余裕ができ、長く働けるので長期的なキャリアを築けるのもメリットの1つです。

    デスクワークが良いのか適度に動く仕事が良いのかで選ぶ仕事が変わるので、自分にとって何がラクなのか考えてみてくださいね。

    人間関係のストレスを減らしたい人におすすめの職場

    人間関係の悩みは自分の力で解決するの限界があるので、強いストレスを感じている場合は異動や転職で環境を変えるのが1番です。

    看護師はつねに誰かと関りながら仕事をするため完全に1人は難しいものの、看護師の配置が少ない職場や穏やかな人が多い職場はあります。

    人間関係のストレスが減る職場
    • 移動中は1人で過ごせる「訪問看護」
    • 部屋で1人きりで過ごせる時間もある「企業の医務室」
    • 看護師の配置は1人だけの場合が多い「保育園」
    • 穏やかな看護師が多い「慢性期や皮膚科、整形外科病棟」
    • スタッフ間のトラブルが少ない「透析クリニック」
    • ほかのスタッフとの関りが限定的な「健診センター」

    紹介した職場は仕事内容が慌ただしくないこともあり、比較的人間関係のトラブルが少なく働きやすい環境が整っています。

    職場に合わない人がいると仕事に行くこと自体が嫌になってしまうので、看護師の人数が少ない職場や仕事の負担が少ない職場のほうが穏やかな人間関係の中で働けますよ。

    のんびり働きたい人におすすめの職場

    入退院が多い科や急変が多い科、来院者が多いクリニックなど看護師の仕事はバタバタしてしまうものですが、なかには残業が少なく仕事を覚えればラクな職場も存在します。

    のんびり働ける職場のほうが心身ともに負担が減り仕事の質も向上するので、のんびり働きたい人におすすめの職場を7つ紹介します。

    のんびり働ける職場
    • 定時勤務が基本で緊急対応が少ない「企業」
    • 一対一のケアが中心でゆったり働ける「訪問看護」
    • 日勤のみで緊急対応が少ない「デイサービス」
    • 長期入院が多く急変が少ない「療養型病院」
    • 緊急対応が少なく定時で帰宅できる「保育園」
    • 予約制で基本的に残業がない「外来」
    • 皮膚科や耳鼻咽喉科など命に関わらない「クリニック」

    のんびり働ける職場の多くは高度な医療スキルが求められない傾向にあり、プレッシャーから解放されるのもメリットの1つです。

    のんびり働ける職場は心身ともに負担が少なくプライベートの時間をしっかり確保できるので、ワークライフバランス重視の人にもおすすめです。

    医療や介護から離れたい人におすすめの職場

    たとえ命を預かることはなくても医療や介護の現場は緊張感があり、少し離れてほかの職場も経験してみたいと思ってしまいますよね。

    異業種へ転職する人もいますが、看護師の資格を活かして異なる分野でキャリアを築ける職場もあります。

    医療や介護以外でおすすめの職場
    • 経験や知識を活かし問い合わせに対応する「コールセンター」
    • 元気な子ども達相手に仕事をする「保育園」
    • 健康管理や応急処置を担当する「学校の保健室」
    • 社員の健康管理や相談をおこなう「企業内看護師」
    • 予防医療に貢献できる「健診センター」

    医療や介護の現場から離れると定時勤務で週末に休みが取れる職場が多いので、プライベートが充実するのもメリットの1つです。

    ただ、医療や介護以外の職場は求人数が少ないデメリットもあるので、効率的に転職サイトを活用して求人を探してくださいね。

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    仕事が楽しくない場合は環境を変えるのも1つの手段

    仕事が楽しくないとき自分のモチベーションや業務内容が合わない可能性もありますが、労働環境や人間関係など自分の力では解決できない問題が絡んでいるケースもあります。

    自分の力で解決できない不満は環境を変えたほうがすぐに解決するので、楽しくないと感じる場合は異動や転職を視野に入れて検討してみてくださいね。

    まとめ
    • 理想と現実のギャップ、心身の負担など仕事を楽しくない原因はたくさんある
    • 楽しくないと感じたときは、資格取得やリフレッシュなど自分でできることを実践すべき
    • 仕事が楽しくない理由に合わせ職場を選ぶと、納得のいく転職ができる

    看護師に向いていないかもという悩みは誰しも通る道ですが、楽しくない状況が続くのはキャリアをつぶす可能性もあります。

    不満を解消できる職場で働け楽しいと思えるようになるので、今後のキャリアも含めどう働くのか考えてみてくださいね。

    ミヤ

    時間の経過とともに楽しくない気持ちが増してしまう場合、1度転職エージェントの担当者に胸の内を明かし最善策を一緒に考えてみてください。

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