「何度も面接で落ちるけど何でだろう」
「どうすれば内定がもらえるんだろう」
と思うことはありませんか?
看護師は売り手市場で複数の求人から条件に合うものを選べるものの、残念ながら面接で落ちてしまうケースは存在します。
では、なぜ人手不足と言われている中、面接に落ちてしまうのでしょうか?
この記事を見れば面接で落ちる原因がわかり、何を改善すれば内定をもらいやすくなるのかが理解できます。
「次こそは内定をもらいたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- 面接で落ちてばかりだけど、自分に原因があるのかな
- 絶対に受かりたい病院があるのに自信がない
- 看護業界は人手不足で絶対に落ちないと思っていたのに
中途採用の場合面接官は採用するつもりで面接をおこなっているものの、何度も落ちてしまう場合は自分に原因がある可能性が高いです。
態度や話し方、受け答えやスキル不足など考えられる要因はいくつもあるので、不安な方は転職エージェントを活用しアドバイスをもらうと採用確率が上がります。
履歴書添削や面接練習、希望すれば面接にも同行してくれるので、なぜ内定をもらえないのか、どんな部分を改善すればいいのか教えてくれますよ。
看護師が中途採用で落ちる5つの原因
採用方針は病院やクリニックなど施設ごとに異なるものの、どのケースでも中途採用で起きてしまう原因は存在します。
これから紹介する5つのポイントは求人探しの際も役立つので、なぜ面接で落ちてしまうのか5つの代表的な理由を紹介します。
中途採用で不採用となる原因がわかれば転職先を絞りやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
それでは、なぜ中途採用の面接で落とされてしまうのか、理由を詳しく解説していきますね。
1.条件が合わない
希望条件に沿う求人に応募していたつもりが、いざ面接で話をすり合わせていくうちに話が合わなくなり面接で落ちてしまうケースもあります。
とくに子育て中のママナースは残業や夜勤の対応が難しく、転職先が求める人材とかけ離れているケースが多いです。どのような部分で条件が合わないのか具体例を紹介します。
- 残業の有無や頻度
- 希望する休日
- 希望年収
- 週に何回日勤に入りたいのか
求人票だけでは分からない部分もあり仕方のないことですが、面接でお互いが求める条件が合致しないのはよくあることです。
面接で「月に1回なら夜勤はできないか」など妥協案を提示されることもあるので、事前に譲れない条件を考えて面接に臨んでくださいね。
2.スキルや経験が足りていない
ほかの仕事であれば第二新卒歓迎という言葉も聞かれますが、看護師の場合1~2年目の看護師は経験が足りないと判断され書類選考で落とされてしまうケースもあります。
とくに看護師の人数が少ないクリニックや訪問看護はスキルを重視することから、経験不足の看護師は不採用になることが多いです。
- 未経験の診療科目
- 看護師の人員配置が少ない施設
- 慢性期から急性期の病棟
- 今の職場よりも大規模な病院
教育時間が確保できない、即戦力場必要な職場は臨床経験4年未満の看護師はスキルが足りないと判断されてしまい、希望通りの職場へ転職できないこともあります。
スキルや経験の評価は同時期に何人募集しているのかでも変わってくるので、タイミングも重要です。
3.人気の求人に応募してしまった
人気の求人は応募者の数が多く競争率も高いので、採用側も求める条件の人材を選びやすいです。
とくに美容クリニックの場合は採用率が10~20%程と言われるほど狭き門なので、1回の求人で数十名の応募があることも珍しくありません。
- 土日休み希望など、勤務時間に融通が利かない
- 積極性や切実さなど、面接での印象が悪かった
- コミュニケーションスキルが不足していた
- 転職先が求めるスキルや条件と合致していなかった
- 条件に合う応募者がいた
知名度や規模の大きい施設ばかりにこだわってしまうと求人の選択肢が狭まってしまうので、なるべく多くの求人をチェックし幅広い求人の中から選びましょう。
人気の求人は優秀な人材でも不採用になってしまうこともあるので、競争率が高そうな求人なのか判断したうえで応募しましょう。
4.すぐに辞めそうと思われてしまった
どの担当者も長く働いてくれる看護師を探しているため、面接で「この人はすぐに辞めそうだ」と判断されると不採用になってしまいます。
どんなに優秀な看護師でも面接時の受け答えでマイナスの印象を与えてしまうと転職が不利になってしまうので、どのような部分で辞めそうだと判断されるのか事例を紹介します。
- 配偶者の都合で転勤する可能性がある
- 妊娠や出産などのライフイベントを控えている
- 持病が悪化し離脱する可能性がある
- 退職理由と志望動機に一貫性がない
- 転職理由が人間関係や給与の不満などネガティブ
引っ越しやライフステージの変化で辞める可能性がある人は、志望動機は明確に答え長期勤務できる具体的な理由や意欲を伝えると良いです。
面接で落ちた理由を聞くと「すぐに辞められたら困る」「長期間働けない可能性があった」と答える面接官も多いので、長く働けることをアピールしてくださいね。
5.面接時のマナーや受け答えに問題があった
看護師は患者さんだけでなく家族や職場のスタッフとも関わる機会が多く、コミュニケーション能力を求められます。
基本的なマナーや人柄は面接時にチェックされるため、しっかりと面接対策をしておきましょう。
- 面接先の病院の下調べをせずに受け答えをしている
- 言葉遣いや態度が悪い
- 面接官に聞かれた内容とズレた回答をしてしまう
受け答え1つで不採用になることはないものの、マイナスの評価が積み重なり一定値を超えると「この人は不採用にしよう」と判断されてしまいます。
マナーや受け答えには人柄が現れるので、マナーを確認してから面接に挑んでくださいね。
看護師が中途採用で落ちないためにできる3つのこと
双方の希望する条件が合致せず不採用となってしまうのは仕方のないことですが、応募の時点で中途採用で落ちないようにするコツはあります。
何度も面接で落ちてしまう人ほど対策を練ってから挑んだほうが良いので、中途採用で落ちないためにできる3つのことを紹介していきます。
面接に落ちてしまったときは受け答えや態度などを振り返り、失敗の原因が何だったのかを考えることが重要です。
どうすれば面接に突破し転職できるのか、詳しく解説していきますね。
1.転職の優先順位を明確にする
看護業界は慢性的な人手不足が続き売り手市場ではあるものの、希望条件にこだわりすぎりすぎると不採用になってしまう確率が上がります。
自分にとって譲れない条件は何か、多少であれば妥協しても良い部分を考えてから面接に挑みましょう。
- 転職先に求める条件を考え、譲れない物から順位を付けていく
- 少しであれば妥協しても良い条件はあるのか考える
初めのうちは条件にこだわり求人を探しても良いですが、希望条件の求人がない場合は条件を下げ妥協できる条件の中から転職先を絞るのがコツです。
希望する条件すべてを満たす職場を探すのは難しいので、妥協できる部分は面接時に交渉してみてくださいね。
2.事前に面接準備や対策をしっかりとしておく
面接は緊張してしまい思った通りに受け答えできないこともあるので、応募先の基本情報を調べ面接の準備をしましょう。
応募先のホームページや求人票を見れば理念や方針、求める人材を理解できるので、どのような質問が面接で聞かれるか考えやすくなります。
- 自分の強みやスキルを自己分析し、伝える準備をしておく
- なぜ応募したのかを整理し、具体的な志望動機を考えておく
- 面接で一般的に聞かれる質問を考え、自分の回答を用意しておく
面接準備と同様に応募書類の用意も前日までに済ませておき、時間に余裕をもって面接に挑みましょう。
事前の情報収集こそが転職を成功するか左右すると言っても過言ではないので、時間をかけて面接の準備や対策をしてくださいね。
3.転職エージェントを活用する
事前の情報収集や面接練習は自分1人では限界があるので、不安な場合は転職エージェントを活用し転職活動をサポートしてもらってください。
転職エージェントの担当者は転職のプロなので、豊富な知識なノウハウをもとに的確なアドバイスや面接練習もおこなってくれます。
- 新しい分野に挑戦する場合
- 事前に内部情報を知りたい人
- 条件に合う求人を探してほしい人
- 面接練習やアドバイスが欲しい人
- 条件の良い非公開求人を知りたい人
転職エージェントを活用すれば求人紹介や面接対策、内部情報の収集もしてくれるので、応募する求人のミスマッチも防げます。
医療機関から信頼されている転職エージェントを利用すれば採用率も上がるので、担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めていってくださいね。
面接を突破したい看護師におすすめの転職エージェント3選
看護師に特化した転職エージェントはいくつもあるため、どこを利用しようか迷ってしまいますよね。
そこで、求人の量や質、アドバイザー定評がある転職エージェントを3つ紹介するので、転職活動に役立ててください。
転職エージェントが独自で保有している非公開求人もあるため、最低でも2~3社は登録すると選べる求人の数が一気に増えます。
転職を成功させるためにも1つでも多くの求人を確認し選択肢を増やしたほうが良いので、各転職エージェントの特徴を詳しく解説していきますね。
1.レバウェル看護
- 累計40万人突破と業界トップレベルの利用者数をほこる
- 公開求人だけでも競合他社より圧倒的に多い14万件以上
- とくに地方の求人に強みがあり、全国さまざまな土地の仕事を探せる
運営会社 | レバデジーズメディカル株式会社 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア24F、25F |
設立 | 2017年10月 |
対応エリア | 全国 |
拠点数 | 11拠点 |
営業時間 | 0時~24時 ※登録は9時~21時(平日のみ) |
公開求人数 | 約140,000件 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師など |
対応施設 | 病院、クリニック、介護施設など |
雇用形態 | 正社員・パート・派遣 |
おすすめの人 | 地方で仕事を探している LINEでやり取りしたい 1つでも多くの求人に目を通したい |
公式サイト | https://kango-oshigoto.jp/ |
圧倒的求人数をほこるレバウェル看護は、公開求人だけでなく非公開求人も業界最大級保有するなど、求職者の選択肢がグッと広がる転職エージェントです。
「地方でも面談可能」「24時間連絡可能」など利用しやすい条件が整っているので、たくさんの求人のなかから自分に合う仕事を探したい人は登録必須と言えるほどおすすめです。
対応施設も多く正社員や非常勤などライフスタイルに合った働き方ができるので、転職を成功させたい人は積極的に活用してくださいね。
LINEやメール、SMSで担当者とやり取りができるので、働きながらでもコンサルタントと連携しやすいのが特徴です。
2.マイナビ看護師
- 定着率が低い施設は紹介しないなど、長く働ける職場を紹介してくれる
- 相談会場が全国に20ヵ所あり、地方に住んでいる人でも利用しやすい
- 企業や保育施設の求人数が業界NO.1
運営会社 | 株式会社マイナビ |
本社所在地 | 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
設立 | 1973年8月 |
対応エリア | 全国 |
拠点数 | 24拠点 |
営業時間 | 9時30分~17時 |
求人数 | 約80,000件 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師など |
対応施設 | 病院関連、介護施設、保育園、企業など |
雇用形態 | 正社員、パート、契約社員、業務委託 |
おすすめの人 | 1つでも多くの求人を見たい 地方在住の面談希望者 |
公式サイト | https://kango.mynavi.jp/ |
求人数の約半数は非公開求人ということもあり、登録するだけでもメリットがあるマイナビ看護師。
勤務形態や担当業務、診療科目などこだわりの条件を検索できるので、希望する条件の仕事を探しやすいサイトの操作性もマイナビ看護師が支持を得ている理由の1つです。
面接同行や逆指名、企業や保育園の希少求人を扱うなどマイナビ看護師ならではのサービスを展開しているので、希少案件を探している人にもおすすめの転職エージェントです。
実際に医療機関に足を運び全体像を把握しているので、転職前に内部情報がわかるのもマイナビ看護師の魅力です。
3.ナースではたらこ
- 全国各地の医療機関を網羅し、7割は地方の求人を扱っている
- 担当者とは別に安心サポート窓口があり、相談できる制度が整っている
- 気になる病院に自分から応募できる逆指名制度が利用できる
運営会社 | ディップ株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 |
設立 | 1997年3月 |
対応エリア | 全国 |
拠点数 | 36拠点 |
営業時間 | 0時~24時 |
公開求人数 | 約95,000件 |
対応職種 | 正看護師、准看護師、助産師、保健師 |
対応施設 | クリニック、介護施設、保育園、施設など |
雇用形態 | 正社員、契約社員、非常勤 |
おすすめの人 | クリニックで働きたい 地方在住の面接同行希望者 気になる病院に直接応募したい |
公式サイト | https://iryo-de-hatarako.net/ |
アルバイト求人「バイトル」を運営するディップ株式会社は、求人を扱うプロとして求職者から絶大な支持を得ている転職エージェントです。
履歴書添削や面接のアドバイスだけでなく面接にも同行してくれるので、1人では不安な転職活動も担当者と二人三脚で進めていけます。
求人の8割はクリニックというほどクリニックに特化した転職エージェントなので、病院以外の施設で働きたい人は登録して損はないですよ。
気になる病院には自分から応募できる逆指名制度もあるので、転職サイトと転職エージェントどちらの役割も果たせます。
入念な事前準備で中途採用で落ちるのを防げる
面接で落ちてしまうのは応募先が求める人材像と異なっているケースもありますが、なかにはスキル不足や面接時の受け答えが良くないなど自分に落ち度がある場合もあります。
入念に応募先の下調べをおこない面接対策をおこなえば自信を持って受け答えができるので、面接官に好印象を与えられますよ。
- 面接で落ちないようにするために、今までの失敗を把握し次に生かすと良い
- 応募先の情報収集は徹底的におこない、面接の質問に対する回答を考えておく
- 転職のプロのサポートを受けたほうが、自信を持って面接に挑める
自分1人で転職先のリサーチや面接対策をおこなうのは大変なので、受かるか不安な場合は転職エージェントを活用しサポートしてもらうのも1つの手です。
転職エージェントを活用すれば求人紹介だけでなく面接対策や履歴書添削、日程の調節までフォローしてくれるので、面接の準備に時間を充てられますよ。