「退職を申し出たが引き止められ、辞められない」
「円満に辞める方法や退職を強行する方法が知りたい」
と思うことはありませんか?
退職し今の職場で働き続けることに対する不安やストレスを軽減しようとしても、まだ一人前になっていないと引き止められると身動きができず困ってしまいますよね。
では、新人看護師が退職を拒否された場合、どう対処すればいいのでしょうか?
この記事を見れば簡単に退職を認めてもらえない理由、どうすれば退職できるのかが理解できます。
「法的に退職できる根拠が知りたい」「スムーズに退職する方法を知りたい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- 退職したいのに話を聞いてくれない
- 退職届を受け取ってくれない
- 自分の力で退職できる気がしない
つねに人手不足の看護業界は退職を引き止められることが多く、なかには退職届を受け取らず話も聞いてくれないというケースもあります。
退職したいのに話も聞いてくれないという状態は大きなストレスで精神的に疲弊してしまうので、退職代行を利用して辞めるのも1つの手です。当サイトのアンケートによると利用者全員が「ストレスなく退職できて利用して良かった」と言っているので、1人で悩まず無料相談だけでも依頼してくださいね。
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新人看護師の退職事情

看護師の離職率は11%以上と言われており、既卒だけでなく新人看護師も退職する人がいます。
年度によるものの新人看護師の離職率は10%前後、2022年度には10.2%もの新人が離職しています。

ひとことで新卒の離職率と言っても病床規模によって差があり、規模が小さい病院ほど離職率が高く、大きい病院ほど離職率が低いです。
新卒採用者 | 既卒採用者 | |
---|---|---|
全体 | 10.2% | 16.6% |
99床以下 | 13.8% | 19.5% |
100~199床 | 12.3% | 18.7% |
200~299床 | 10.3% | 16.2% |
300~399床 | 10.8% | 15.9% |
400~499床 | 10.4% | 13.0% |
500床以上 | 9.2% | 11.6% |
(出典)公益社団法人 日本看護協会
新卒既卒問わず病床数が多いほど離職率が低くなり、病床数が少ない病院ほど人手不足による業務負担や不十分な教育体制で離職率が高くなってしまいます。
小規模病院では離職リスクが高く、大病院では安定して働きやすい環境がある傾向です。ほかの職種と比較すると新卒の離職率は低いものの、看護師の10人に1人は新卒で離職してしまうのが現状です。
新人だからこそ看護師を辞めたくなる10個の理由

新人看護師が「せっかく資格を取ったのに辞めたい」と思うのは、理想と現実のギャップや職場環境の厳しさが影響しています。
なぜ頑張って看護師になったのに辞めたくなるのか、よくある10個の理由を紹介します。
- 命に関わるプレッシャーが大きすぎる
- やりがいを求めていたのに、理不尽なクレームを受けることが多い
- 長時間労働や夜勤など想像以上に体力的な負担が大きい
- 厳しい指導という名のパワハラがある
- いじめや陰湿な派閥争いなどチームの雰囲気が悪い
- つねに時間に追われ仕事が終わらない
- 看護記録の作成に時間がかかり、残業が続いている
- 何度教わっても、なかなか仕事を覚えられない
- 休日が少なくプライベートの時間がない
- 仕事量や責任に対して給与が見合わず、やる気が出ない
新人看護師が辞めたくなる理由は多くありますが、辞める前に「なぜ辞めたいのか」「辞めた後の選択肢はあるのか」を考えることが重要です。
大変な状況を「新人のうちだけだ」と捉えるのか「身体や精神を壊す前に辞める」と考えるのかで行動は変わるので、本当に辞めることが最良の策なのか考えてみてくださいね。
簡単に新人看護師が辞めさせてもらえない5つの理由

人手不足や教育コスト、病院側の都合など簡単に辞められないのには理由があり、退職したくてもできないと悩む新人看護師は非常に多いです。
「辞めるな」と言われたり態度に出されると退職を躊躇してしまうので、なぜ簡単に辞めさせてもらえないのか5つの理由を紹介します。
なぜ簡単に辞めれないのか理由がわかれば退職すべきか判断材料になるので、冷静に考えてみてください。
それでは、なぜ辞めさせてもらえないのか、新人ならではの事情とともに解説していきます。
1.まだ一人前になっていない
病院側は「まだ教育の途中」と考えており、一人前になる前に辞められると教育コストが無駄になると引き止めようとします。
また、せっかく看護師になったのに辞めるのはもったいないという価値観が根強く、周囲からも辞めることを否定されがちです。
- 仕事の未熟さを理由に引き止められる
- 〇〇ができるようになるまでと退職を先延ばしされる
- 次の職場でも最初から覚え直すなど、転職の不安を煽られる
上司や先輩は 「もう少し頑張れば楽になるよ」「あと少しで一人前になれるよ」 という言葉で、辞める決意を揺さぶることがよくあります。
一人前になるまでという考え方は病院都合で働き続けるかどうかは自分の人生の選択なので、周囲の意見に惑わされず決断することが大切です。
2.最低でも3年は働くべきと言われる
看護業界では 「3年続けないと一人前になれない」「3年未満で辞めたら転職が不利になる」 という考えが根付いているため、新人にも頑張れば楽になると思わせようとします。
新人看護師は即戦力ではないが現場の戦力になるため、今辞められると困るからと「3年我慢しろ」と退職を先延ばししています。
- 3年働けばどこでも通用すると転職への不安を煽られる
- 今が1番つらいからと経験談を押し付けられる
- ここを乗り越えたら楽になると根性論を持ち出される
たしかに3年働けば仕事を一通り覚え一人前になれるため、間違った意見ではありません。
「3年は働くべき」というのは 過去の慣習で、実際は短期間で辞めても転職成功している看護師は多いため必要以上に不安になる必要はありません。
3.人手不足で引き止められる
多くの病院は慢性的な人手不足に悩んでおり、新人看護師の離職は現場の負担をさらに増やすことになるからと退職を引き止められるケースが多いです。
新人看護師に限らず「辞めたら残ったスタッフが大変になる」「人員を確保するまで」と引き止められるケースが多く、簡単に退職できない病院も存在します。
- 人手が足りないから半年待ってほしいなど先延ばしにされる
- ほかのスタッフの負担が増えると責任を押し付けられる
- 今辞めると患者さんに影響が出ると倫理観を利用して引き止められる
人手不足は慢性的な問題で「今がat大変」と言われても改善する可能性は低いので、たとえ引き止められても冷静に対応することが重要です。
脅されたり情に流され「もう少し頑張る」というと相手の思うつぼなので、辞めるタイミングは自分で決めてくださいね。
4.奨学金を返済している
奨学金を利用して看護学校を卒業した場合、病院側と一定期間勤務することを条件に返済免除の契約をしているケースが多いです。
辞めると奨学金の一括返済を求めら、経済的な負担が大きくなってしまうので、新卒で貯金が少ない状態での退職は難しく辞めたくても辞められない状況に陥ってしまいます。
- 奨学金返済中に退職する場合は一括返済しなくてはいけない
- 貯蓄する余裕がなく、奨学金を一括で返済できない
- 親が保証人になっているため、迷惑をかけたくない
一般的に病院独自の奨学金は退職時に一括返済を求められるため、どんなに今の状況がつらくても返済が終わるまではと我慢するケースは非常に多いです。
看護師として働くのであれば肩代わりして返済してもらえるケースもあるので、心身の健康を損なう前に負担の少ない方法で退職を検討してください。
5.師長や先輩からのプレッシャーを感じる
仕事を辞める際に師長から先輩のプレッシャーを感じるのはよくあることで、とくに新人であれば嫌いに応えよう、今辞めると申し訳ないなど考え退職をためらってしまいます。
また先輩から「新人だからもう少し頑張ったほうがいい」と言われると、今後のキャリアにどう影響するのか心配してしまいますよね。
- 職場の人間関係を壊したくないと考えてしまう
- すぐに辞める人というレッテルから転職活動が不利になるか不安になる
- 辞めるという決断が正しいのか自分では判断できず迷ってしまう
教育に時間を割いてもらった恩義もあり師長や先輩からのプレッシャーを感じてしまうものですが、退職するかを判断するのは自分自身です。
辞めることを伝えるのは大きなストレスとなってしまいますが、嫌だと思いながら働き続けるよりも正直な気持ちを打ち明けてみてくださいね。
新人だからこそ仕事をすぐに辞めるメリットとデメリット

「新人なのに辞めるのは申し訳ない」「もう少し頑張りたい」など仕事を辞める際に悩みはつきものですが、新人だからこそ早く決断したほうがいい理由があります。
仕事を辞めることは少なからず将来に影響を与えるため、メリットとデメリットをしっかりと見極めて考えることが重要です。
メリットとデメリットを比較すれば自分が辞めるべきなのか、もう少し頑張るべきなのか判断しやすくなるので、よく考えてみてください。
新人だからこそ早く決断することにはメリットとデメリットどちらも存在するので、詳しく紹介していきますね。
新人看護師が退職するメリット
新人のうちに退職する最大のメリットは自分に合わない仕事を見極められる点で、合わない環境で働く時間とエネルギーを無駄にしません。
心身の健康に影響を与えている場合は早めに退職することで自分を守れるので、新人のうちに退職するメリットを5つ紹介します。
- ほかのキャリアや仕事を探す時間ができる
- 早く辞めることで失敗を次の仕事に活かせる
- 別の職場や業界で新しい挑戦ができる
- 自分のペースで次のステップを決められる
- プレッシャーやストレスから解放される
看護師の仕事や職場の環境が自分に合っていないと感じている場合、働き続けることが精神的な負担となり仕事自体を楽しめなくなってしまいます。
早めに仕事を辞めることは精神的、肉体的な健康を守りキャリアの方向性を見直すキッカケになるので、新しい環境に目を向けてみてくださいね。
新人看護師が退職するデメリット
まだ完璧に仕事を覚えていない新人のうちに退職する場合、履歴書に傷がついたり自信を失ってしまう可能性があります。
デメリットを考えず勢いで退職すると後悔してしまうので、かならず退職後のことを考えてから決断してください。
- 短期間で辞めたことが転職活動で不利になる可能性がある
- 次の仕事に対して不安を抱いてしまう
- 転職先を決めずに退職した場合、失業期間が長くなってしまう
- 頻繁に転職を繰り返すと、評価が下がってしまうことがある
- 辞めたことをあとから公開する可能性がある
デメリットはキャリアや生活に大きな影響を与えてしまう可能性があるため、慎重に考え決断してください。
退職には不安がつきものですが、看護師は売り手市場で転職しやすいので不安にならず決断してくださいね。
退職は可能!新人看護師が辞められる3つの理由

まだ経験が浅い新人は引き止めれば何とかなると思っている上司も多く、退職できないのではと考えてしまいがちです。
しかし、新人でも退職はできるので、なぜ辞められるのか3つの理由を紹介します。
退職できる理由がわかれば安心して退職すべきか考えられるようになるので、周囲の人に惑わされず自分の気持ちを尊重できます。
なぜ新人でも退職できるのか、看護ならではの事情とともに解説していきますね。
1.労働基準法で退職の自由が保障されている
労働基準法第16条(退職の自由)で労働者が自己の意思で自由に退職できることが明記されているため、労働者は就業契約が結ばれている場合でも一定の手続きを経ることで退職できます。
退職は法律で認められている権利なので、これから紹介する3つのポイントを覚えておいてください。
- 一定の期間(一般的には退職の2週間前)をもって雇用者に通知することが求められている
- 自分の意思で辞められるため、退職理由を説明する必要はない
- 再就職先が決まらない場合、失業保険を受け取れる可能性がある
労働基準法で自分の意志で退職する自由が保障されているため、たとえ新人でも好きなタイミングで退職できます。
ただし、最低でも2週間前、できれば1ヶ月以上前に退職の意思を伝え、必要な退職手続きをおこなってくださいね。
2.病院の都合で引き止められている可能性が高い
看護師の退職によって業務に支障をきたす可能性が高いため、新人であろうがベテランであろうが引き止めるケースが多いです。
1人でも看護師が減れば業務に支障が出てしまうため、影響を抑えるためにも引き止めや説得など退職を撤回させようと阻止します。
- 人手不足で穴を埋めるのが難しい
- 教育や研修の投資を無駄にしたくない
- 残されたスタッフの士気が下がるのを防ぎたい
あなたのためと善意を装うケースもあれば、半人前だと叱咤するケースもあり、さまざまな方法で何とか退職を引きとめようと説得してきます。
新人看護師のためではなく人手不足や教育コスト回収のために引き止めてくることが多いので、事情が分かっていればハッキリと退職の意思を伝えられますよ。
3.就業規則に法的効力はない
就業規則は病院のルールブックとして従業員の労働時間や給与、休日、服務規律などを定めたもので、労働基準法などの法律に違反しない範囲で自由に定められます。
労働規則にも効力があるため「退職は3ヶ月以上前に申し出る」と記載があった場合、すぐに辞められないのではと不安になってしまいますよね。しかし、就業規則に法的効力はありません。
民法第627条1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって、終了する。
(引用)e-Gov法令検索
有期雇用契約の場合はやむを得ない理由がある場合を除き、原則として契約期間満了まで退職できません。
たとえ就業規則に退職を申し出る時期が記載されていても法律上2週間前に申し出れば退職できるので、規定や習慣も考慮し円満退社を目指してくださいね。
新人看護師が退職を考えているときの選択肢3つ

新人看護師が退職を検討する際は、さまざまな選択肢を慎重に検討し今後どうするのかを判断したほうがいいです。
退職はキャリア形成や経済的に影響を与えてしまうので、退職を考えているときの選択肢を3つ紹介します。
さまざまな選択肢を慎重に検討すると後悔のない選択ができるので、安易に退職を決断するのはよくありません。
退職前に何をすればいいのか、考えればいいのか詳しく解説していきますね。
1.先輩や同僚に相談する
毎日慣れない業務に戸惑いながら働いている新人看護師にとって悩みはつきもので、悩みや不安を1人で抱え込んでいると負の感情に包まれてしまいます。
誰かに話すことで気持ちが楽になり解決策が見つかることもあるので、第三者から客観的な意見やアドバイスをもらってください。
- 何に悩んでいるのか、不安に感じているのか具体的に伝える
- 具体的な業務な問題点について相談する
- 同じような悩みを抱えたことがあるのか、どう乗り越えたか聞いてみる
先輩や同僚に相談すると周囲の意見を聞け状況を冷静に判断できるので、自分では思いつかない解決策が見つかることもあります。
職場の人間関係によっては相談内容が広まるリスクもあるため、相談する際には信頼できる人を選んで素直な気持ちを伝えてくださいね。
2.部署異動を検討する
看護師の職場環境は部署によって大きく異なり、急性期病棟は仕事がハードだが回復期病棟は比較的落ち着いた環境になることが多いです。
現在の部署が合わないだけで別の部署なら無理なく働ける可能性もあるので、部署異動を検討すると退職せずに環境を変えられます。
- 急性期病棟→回復期リハビリ病棟へ異動
業務量が減り、患者との関わりが増えることでやりがいを感じるようになる - 精神科→内科病棟へ異動
患者対応のストレスが減ることで、精神的な負担が軽くなる - 小児科→成人病棟へ異動
患者層が変わることで、仕事内容やコミュニケーションの難易度が変わる
部署が変われば人間関係をリセットできる、新しい経験を積めるなどメリットが多く、仕事に対する見方が変わることもあります。
ただし、病院の規模が小さい場合は異動が難しいので、その場合は別の職場への転職を検討してください。
3.別の病院に転職する
現在の病院がどうしても合わない場合、環境を変えることが最善の選択肢にになります。
とくに離職率が高い病院は教育体制が不十分であったり人間関係が悪かったりすることが多いので、転職すると働きやすい職場に出会える可能性が高まります。
- 自分に合った環境を見つけられる
- 給与や勤務条件を見直せる
- 新人向けの研修や教育体制が整っている病院を選べる
- 新しい環境で気持ちをリセットできる
- 転職を経験することでキャリアの選択肢が広がる
新人看護師とはいえ看護師不足のため採用されやすいものの、短期間で転職を繰り返すと不利になるため焦らずに条件を確認することが重要です。
転職を考えるなら転職エージェントを利用すると内部情報を知れるので、転職が最良の選択肢なのか立ち止まって考えられますよ。
転職活動をおこなう際は「2~3社の転職サイトに登録すると良い」と言われており、当サイト独自アンケートでも1人当たり2.2社の転職エージェントに登録していたことがわかっています。
複数の転職エージェントを利用することで転職活動が有利に進むので、複数登録のメリットを紹介します。
- 転職エージェントごとの非公開求人を探せる
- 1つでも多くの求人を閲覧でき、選択肢が広がる
- 話しやすい、親身になってくれる担当者と出会える
- さまざまな角度から助言を受けられる
- 1社では補えない部分をカバーできる
登録に手間はかかってしまいますが、複数社をうまく使い分けると効率よく転職活動を進められること間違いなしです。
新人看護師が辞めさせてもらえないときの対処法3選

病院側は人手不足で簡単に退職を認めたくないと考えることが多ものの、労働者には退職の権利があり正しく手続きを踏めば辞めることは可能です。
しかし、簡単に辞められずに悩んでいる看護師も多いので、辞めさせてもらえないときの対処法を3つ紹介します。
できれば円満に退社できるのが1番ではあるものの、退職を認めてもらえない場合は強硬手段も検討しなければいけません。
どうすれば退職できるのか、辞めさせてもらえない場合の対処法を詳しく解説していきますね。
1.円満退社を目指す
病院との関係を悪化させずに辞めることで退職後のキャリアに影響が出にくいので、まずは円満退社を目指すことが重要です。
とくに同じ業界で働く場合は悪い印象を残すことは避けたいので、円満退社を目指す具体的なステップを紹介します。
- 退職の意思を早めに伝える
- 深掘りされにくい退職理由をシンプルに伝える
- 退職届を提出し、証拠を残しておく
- 担当業務や患者情報を整理し引継ぎをおこなう
- 最後まで誠実な態度を保ち仕事をする
病院によっては「最低○年は働くべき」などと言われることもあるが法的に義務はなく、あくまでも自分の人生を優先してください。
円満退社のほうが退職後も業界内の評判に悪影響を与えにくいので、正式な手順で辞められるよう話を進めてくださいね。
2.労働基準監督署に相談する
退職できないと相談をすると是正指導をしてくれ労働者の強い味方となる労働基準監督署ですが、アドバイスや指導により自己解決を目指す機関です。
退職ができないときに労働基準監督署を頼るのはおすすめしない理由でも解説していますが、労働基準監督署の相談はあまりおすすめしません。
- 指導に必要な証拠を自分で集めなくてはいけない
- 強い引き止めに合っていても証拠がなければ動いてくれない
- 労基へ相談→上司と面談→労基へ相談と何度もやり取りする可能性がある
- 証拠を集めるまでに時間がかかり、すぐに退職できない可能性がある
- 指導があっても職場がアクションを起こすとは限らない
守秘義務があり相談をしたことはバレないものの、退職したいと伝えていたタイミングで指導が入ると誰が言ったのか見当はついてしまいます。
相談がバレ居心地の悪い職場で今よりもストレスを抱えながら働く可能性もあるので、労働基準監督署に相談するのかよく考えてみてください。
3.退職代行サービスを利用する
手っ取り早くかつ確実に退職したい人は、利用者の代わりに退職の意向を伝えてくれるのが退職代行サービス最大のメリットです。
第三者が間に入ることで退職を渋っていた上司も認めざるを得ないので、ほぼ100%の確率で退職に成功します。
- 退職代行サービスに相談をする
- 納得したうえで依頼し、料金を支払う
- 退職日や個人情報などのヒアリングシートを記入
- 退職代行業者が職場へ連絡し、有休消化などの交渉をする
- 退職書類の受取
- アフターサポートを受ける(※一部業者のみ)
退職代行を利用した看護師5人の体験談でも紹介していますが、口をそろえて「利用して良かった」「もっと早く利用すれば良かった」と感じたほど満足度の高いサービスです。
退職するのに2~3万円ほど費用が掛かってしまうものの有休消化の交渉もできるので、手間をかけずに退職したい方は利用を検討してみてください。
もし「退職の話を聞いてくれない」「部署異動を説得されている」などの引き止めにあっている場合、今すぐに退職代行を利用することをおすすめします。
長い人だと辞めさせてもらえず、半年~1年もの間退職できない看護師もいるからです。
どんな退職トラブルも退職代行を利用すれば確実に退職できるので、嫌な思いをしながら働いている方は無料相談だけでもしてみてください。
\ 退職成功率100% /
新人看護師でも退職できるが状況を冷静に判断したほうがいい

新人看護師が退職を考える理由は人によって違いますが、退職は法律上の権利であり不可能ではありません。
ただ、病院側の引き止めや精神的なプレッシャーから退職が難しく感じることがあるため、感情的にならずに状況を整理し最善の選択をすることが重要です。
- 上司が引き止めてくるとき病院都合なのか善意なのかを考えるべき
- 退職を決断する前に「本当に辞めるべきなのか?」を考え部署異動も検討したほうがいい
- 退職を決意したら円満退社を心がけ、無理なら退職代行も視野に入れて検討する
新人看護師ならではの辞めたい事情もありますが、なかには環境や人間関係が理由でツライ状況に置かれている看護師もいます。
新しい環境で働きやすい病院を見つけるためには転職エージェントの活用がおすすめなので、焦らずに最善の方法を選んでくださいね。

転職エージェントを活用すれば一般的に公表されていない奨学金を肩代わりしてくれる病院を探してくれるので、お金の心配をせず退職できます。
該当する
場合が多い