強い引き止めにあいやすい看護師の退職理由3つ|断り方と認めてもらえないときの強硬策3選

    「強い引き止めにあって退職できない」

    「なんで看護師って簡単に辞められないんだろう」

    と悩んでいませんか?

    退職したいと上司に伝えても、異動を打診されたり話を聞いてくれない、何度も説得されると心が折れ次第に自分の意見を言いにくくなってしまいますよね。

    では、どうすれば強い引き止めを振り切り退職できるのでしょうか?

    この記事を見れば円満退社するために考えたほうがいいこと、強引な引き止めで退職が難しいと悟ったときの対処法がわかります。

    「何度も話し合いをして心が折れそう」「引き止められそうで退職が切り出せない」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

    • 退職したいのに話を聞いてくれない
    • 退職届を受け取ってくれない
    • 自分の力で退職できる気がしない

    つねに人手不足の看護業界は退職を引き止められることが多く、なかには退職届を受け取らず話も聞いてくれないというケースもあります。

    退職したいのに話も聞いてくれないという状態は大きなストレスで精神的に疲弊してしまうので、退職代行を利用して辞めるのも1つの手です。当サイトのアンケートによると利用者全員が「ストレスなく退職できて利用して良かった」と言っているので、1人で悩まず無料相談だけでも依頼してくださいね。

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    目次

    大前提として退職を引き止めることはできない

    どこで働くのか、いつ仕事を辞めるのかは労働者の自由なので、退職の申し入れ日から2週間を経過すると雇用関係が終了すると民法で定められています。

    しかし、看護師の場合は就業規則で「退職の3ヶ月前に申し出る」など定められているケースも多く、民法と就業規則どちらが正しいのか悩んでしまいますよね。そこで、退職に関する5つの基礎知識を紹介します。

    退職に関する基礎知識
    • 年棒制や雇用契約期間に定めがある場合、退職できない可能性がある
    • 2週間の数え方は休日も含め、申し入れ日と退職日を含めて14日間
    • 就業規則よりも民法のほうが優先される
    • 退職願ではなく「退職届」を提出する
    • 口頭ではトラブルになる恐れもあるため、退職届は書面で提出する

    退職の意思は2週間前に伝えれば問題ないものの、引継ぎなども考慮し2~3ヶ月前に退職の意思を伝えるのがマナーです。

    退職届を提出する際に有休消化の申請もすると残りの有休を使ったうえで退職できるので、かならず申請しましょう。

    ミヤ

    退職時の有休消化はできないと断ってくる上司もいますが、労働者の権利なので消化してから辞められます。

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    強い引き止めにあいやすい看護師の退職理由3つ

    退職は労働者の権利なので2週間前に伝えれば辞められるものの、看護師の中には強引な引きとめにあい「何度も説得される」「話を聞いてくれない」体験をした人もいます。

    交渉すれば思い直してくれると思わせてしまうと高確率で引き止められるので、これから紹介する3つの理由を退職理由にしない方がいいです。

    引き止めにあいやすい退職理由
    1. 不満を解消するために退職したい
    2. 今の働き方では体力がもたない
    3. プレッシャーに耐えられない
    この3つは
    絶対に
    NGです

    人手不足で人材確保が難しいなど職場の事情もありますが、どの職場もせっかく育った人材を手放すのは嫌で引き止めたいと考えています。

    強引に引き止めれば考え直してくれると思っている上司も多いので、なぜ退職を認めてくれないのか3つの理由を紹介します。

    1.不満を解消するために退職したい

    給与や人間関係などの不満を口にすると、高確率で「改善する」「異動はどうだ」と引き止められてしまいます。

    退職の際に不満を口にするのはなぜダメなのか、上司はどうやって引き止めてくるのか、よくあるケースを5つ紹介します。

    • 収入面に関する不満
      昇給や給与UPを打診される
    • 休みに関する不満
      他のスタッフを引き合いに出し、我慢するように言われる
    • 人間関係の不満
      嫌な人とシフトを被らないようにする、異動を打診される
    • 残業に関する不満
      シフトを調節する、新しい人材が見つかるまでと打診される
    • ミスが多いことへの不満
      もう少し頑張ってみようと先延ばしを打診される

    「不満を解消するために転職したい」「仕事に向いてないから辞めたい」と伝えても、お願いベースで打診されたりほかのスタッフを引き合いに出し脅してくるケースが多いです。

    不満を口にするとかならずと言っていいほど改善案を打診されるので、たとえ本心でも伝えるのは避けましょう。

    2.今の働き方では体力がもたない

    看護師の仕事は休みが取りにくく、残業や夜勤で身体を休める時間が確保できないことが多いです。

    「今の働き方では体力がもたず日勤のみで働ける職場へ転職したい」と伝えると、以下のように引き止められる可能性があります。

    • 人手不足が解消するまで我慢してほしい
    • シフトを調節するから考え直してほしい
    • キャリアの成長に役立つとメリットを強調する

    入院施設のある職場だと2交代または3交代で夜勤をしなければいけないので、日勤終了後少し休憩をしてから夜勤に入ることもあります。

    体力的な理由で退職を申し出ても「みんな頑張っている」「もう少し頑張ってほしい」と引き止められるので、ほかの退職理由を伝えたほうが無難です。

    3.プレッシャーに耐えられない

    看護師の仕事に責任やプレッシャーは付きものですが、生死にかかわる業務をおこなっていれば心が疲弊してしまいますよね。

    しかし、精神的に耐えられないと伝えても、以下のように引き止められ簡単に退職できません。

    • 容態が落ち着いている科への移動
    • 受け持ちの数を減らす
    • 次第に慣れるから、もう少し頑張ってみよう

    プレッシャーを感じるなかで自宅通院が困難な患者や看取りを経験すると、精神的に負担が大きく辞めたいと感じるのは当たり前です。

    しかし、上司は「みんなプレッシャーを感じている」「異動すればラクになる」と真剣に話を聞いてくれないので、精神的な理由で退職を申し出るのはおすすめしません。

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    看護師が退職を引き止められたときの断り方と円満退職のコツ

    何を言っても辞めさせてくれないと感じてしまうものですが、強引な引き止めにあっても退職に成功した看護師はたくさんいます。

    どうすれば引き止められずに退職できるのか、円満退社のコツ4つを紹介します。

    引き止められない退職方法
    1. 繁忙期を避け退職する
    2. 円満退社する流れを把握する
    3. 引き止めにくい退職理由を伝える
    4. 引き止められた際の断り方を考えておく
    この4つを
    解説します

    本来であれば辞めたいと伝えたら退職に向け話が進むものの、慢性的な人手不足が続く看護師は「わかりました」とすんなり認めてくれるケースは少ないです。

    確実に退職するためにも流れを把握し計画的に退職へ向け動き出したほうがいいので、引き止められない退職方法を伝えていきますね。

    繁忙期を避け退職する

    職場に退職を引き止める権利はないものの、看護師の多くは「今は人手不足だから」「人が決まるまでは待ってほしい」と認めてくれないケースが多いです。

    簡単に辞められない職場ほど繁忙期を避け辞めやすいタイミングを狙ったほうがいいので、スムーズに辞めやすい5つのタイミングを紹介します。

    • ほかの退職者も多く人材を確保しやすい年度末
    • 「1月~2月」「7月」など、求人が増える時期
    • 看護研究や委員会がひと段落した時期
    • 忙しくなく上司の気持ちに余裕があるとき
    • 人事異動が実施される半年~3ヶ月ほど前に退職の意向を伝える

    上司の説得に時間がかかることを想定しボーナス支給後に退職すると、金銭的余裕が生まれ焦らずに転職先を探せるので入職後のミスマッチを防げます。

    円満退社したい場合は人員が確保しやすい年度末や求人が増える時期を狙うと認めてもらえる可能性が高いので、退職の半年~3ヶ月ほど前に面談の時間を確保すると良いですよ。

    円満退社する流れを把握する

    スムーズに退職するためにも辞める流れを把握し、退職後のプランを考えておくと何を言われてもブレずに話ができます。

    退職したいと相談すると高確率で引き止められてしまうので、かならず決定事項として退職の意思を伝えてください。

    2~3ヶ月前退職後すぐに働くのか、少し休むのか等退職のプランを考える
    ポイント:具体的に考えておくと、引き止められても断りやすい
    2~3ヶ月前上司と直接話す時間を作り、退職したいと伝える
    ポイント:希望の退職日時も伝える
    1~2ヶ月前退職届を提出する
    最終出勤日まで引継ぎをおこない、スムーズに業務が進むよう心がける
    退職前後健康保険証などを返却する

    上記はあくまでも一般的な流れなので、スタッフが足りていない職場の場合は半年ほど前に伝え人員を確保しやすいよう配慮する人もいます。

    決定事項として毅然な態度で説明すると「この人は何を言っても無駄だ」と思ってくれるため、過度な引き止めに合う可能性をグッと減らせます。

    引き止めにくい退職理由を伝える

    「給与や人間関係に不満がある」「体力的につらい」など不満を伝えると改善案を打診され辞めにくくなってしまうので、引き止めにくい退職理由を考えておきましょう。

    たとえ「考え直してほしい」「人が入るまでは待ってほしい」と言われても毅然とした態度で断り、交渉の余地がない退職理由がベストです。

    • 夫の仕事の都合で引越しをする
    • 体調不良で医師から休養を勧められている
    • すでに転職先が決まっている
    • 今の職場ではできない仕事がしたい
    • 結婚を機に家庭に入る

    辞めたいと思いながら働くことはつらいので、事前に引き止めにくい退職理由を考え「何を言われても意見は変えない」という強い意志が大切です。

    嘘をつき退職してもバレると心証が悪くなってしまうので、自分や家庭の都合で辞めなければいけないと伝えたほうが辞めやすくなりますよ。

    引き止められた際の断り方を考えておく

    退職時期や引き止めにくい退職理由を考えても引き止めてくる上司はいるので、いざというときのために断り方を考えておきましょう。

    何を聞かれてもキッパリ断れるよう、自分なりにシミュレーションしておくと安心です。

    • 新しい人が来るまで待ってほしい
      転職先の入職日が〇月〇日なので、待てません
    • 不満を軽減できるよう働きやすい環境を整える
      新しいチャレンジをしたいので、決断しました
    • あなたのスキルが必要
      貴重な経験をしましたが、次のステップに進みたいです

    上記はあくまでも一例ですが、引き止められた際に「何を言われても考えは変わらない」というスタンスを貫くことが重要です。

    どうしても意志を貫く自信がない場合は、ウソでも転職先が決まっていると伝えたほうがスムーズに話が進みます。

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    実録!強い引き止めにあった5人の看護師が退職した方法

    職場の状況に配慮したり引き止めにくい退職理由を伝えても、あの手この手で退職を認めてくれない上司は存在します。

    なかには1年かけ退職を認めてもらった人もいるので、強い引き止めにあった看護師5人が退職するまでの体験談を紹介します。

    看護師5人の退職方法
    1. 時間をかけて上司を説得した
    2. 先に転職先を決め退職の意思を伝えた
    3. 有無を言わさず退職届を提出した
    4. 今の職場ではできない仕事がしたいと説得した
    5. 休職後に退職代行を利用した

    クラウドワークスで独自調査したアンケートをもとに掲載しています(調査期間:2023年12月2日~12月16日)

    体験談を
    紹介します

    残念ながら何を話しても平行線で話が進まない、話を聞いてくれないという上司もいるので、根気強く説得したり強硬手段で退職するしかありません。

    これから体験談を紹介する5人は簡単に辞められなかったものの退職に成功しているので、どうやって退職したのか詳しく紹介していきますね。

    1.時間をかけて上司を説得した

    当時 集中治療室勤務

    退職したいという意思を1年前に伝えて師長の判断ではどうにもならないから看護部長と直で面談して退職したい意向を説明した。その際にうちの系列のほかの病院ではダメなのか、当時彼氏の転勤について行く理由で退職したのでそういった理由で引き止められた。

    1年以上前から辞めたい意思を根幹と師長に伝え続け、看護部長との面談でもどうして辞めたいのか、他ではダメな理由を探し論破した。

    26歳(女性)

    規模の大きい病院で働いている場合は系列病院を打診されることも多く、どうにかして退職を阻止しようと考える上司はたくさんいます。

    驚くべきことに3人に2人は退職までに半年~1年も説得し認めてもらっているので、退職までに長い時間をかけている人が多いです。根気強く説得できる人にしかおすすめできない方法ですが、円満退社をするなら説得が1番です。

    ミヤ

    意外にも何度も伝え退職を認めてもらったケースが1番多く、根気強く説得するのが効果的なのがよくわかります。

    2.先に転職先を決めて退職の意思を伝えた

    当時 治療病棟勤務

    給料が安いうえ、賞与も支払日が遅れるほどの経営難の病院に勤めていました。経営がとても不安定なことに不安を感じ、転職するために退職したい旨を上司に相談したところ「シフトが回らないから無理」と言われました。

    次の職場を先に決めてから、退職したい旨を伝えました。案外すんなり聞き入れてもらえました。

    42歳(女性)

    ギリギリの人員で仕事を回している場合1人でも辞めたらしわ寄せが行ってしまうので、人手不足を理由に退職を認めてくれない上司はたくさんいます。

    何度も説得しているうちに「またその話?」と上司に言われることに嫌気がさし、最終的には次の職場を決め強引に退職を認めてもらうケースは多いです。退職を拒否していた上司も転職先が決めれば認めざるを得ないので、今すぐにでも辞めたい場合は次の職場を見つけるのが1番手っ取り早いです。

    ミヤ

    転職先を決めるとスムーズに退職日が決定することが多いので、交渉よりも早く辞められます。

    3.有無を言わさず退職届を提出した

    当時 検診センター勤務

    退職の意向を所属長や部長に伝えましたが、聞き流されたり、冗談めかして話を逸らされたりしました。大体、半年はそのようなやり取りをしたと記憶しています。

    口頭では埒があかず、退職日の交渉も困難だったので、有無を言わさず退職届けを提出しました。コロナ禍で人手不足の中、可能な限りシフトに入ろうと思っていましたが、そこにつけ込まれて延々と勤務することになりそうだったので、強行策をとりました。

    41歳(女性)

    退職日が決まらなければ転職もできず困ってしまいますよね。しかし、上司は自分たちの都合ばかりを優先し、のらりくらりと退職の話を進めないケースがあります。

    雇用主の意向に関わらず退職届を提出すれば2週間で辞められることになっているので、何ら問題はありません。退職時期を1ヶ月後に指定すれば人員確保に時間をさけるので、少し余裕を持った期日を指定すると職場へ配慮したうえで退職できます。

    ミヤ

    直属の上司ではなく、人事部や看護部長など立場が上の人に提出すると良いです。

    4.今の職場ではできない仕事をしたいと説得した

    当時 個人病院勤務

    院長に退職の話をしたが個人病院で正看護師だった私が辞めたら困ることがあるのか、具体的に内容は言われなかったが「辞められたら困るから」と散々言われ中々話を聞いてもらえなかった。また個人病院でうちほど高い給料を出しているところはないとも言われました。

    自分がやりたかったこと(手術室で働きたかった)を具体的に話し、今の職場では無理なので手術室がある職場に行きたいことを具体的に話した。それでも中々うんとはいってもらえなかったがそれを貫きました。

    50歳(女性)

    今の職場ではできない仕事がやりたいというのは引き止めにくい退職理由ではあるものの、自分たちの都合で退職を認めてくれない病院もあります。

    本来であれば応援してくれるはずなのに、認めてくれないと嫌気がさしてしまいますよね。スキルアップしたい気持ちが強いほど職場は折れるしかないので、何度も伝えるのは有効な退職方法の1つです。

    ミヤ

    チャレンジしたい気持ちは誰にも止められないので、めげずに熱意を伝え続けると認めてもらえます。

    5.休職後に退職代行を利用した

    当時 重症心身障害児病棟勤務

    師長さんに退職したいと伝えたものの「退職する半年前に言って。別に無理矢理今退職してもいいけれど、残った人たちの負担が増えるよ。看護部長が怒るよ。」と言われ、人手不足を理由に半年先延ばしにされそうになりました。

    そのことで心が病んでしまい、うつ病の診断を貰って休職した上で退職代行を使って退職しました。

    28歳(女性)

    看護師が退職代行を利用した体験談でも紹介していますが、退職代行の力を借りて退職した看護師はたくさんいます。「半年待ってほしい」など期限を指定されればマシなほうで、なかには「新しい人が入ってくるまで」などあいまいな時期を伝えられるケースもあります。

    退職代行を利用した看護師の多くは何度も引き止められ心が折れてしまった人が多いので、自力で辞めるのが難しいと感じた場合は退職代行の利用をおすすめします。

    ミヤ

    なかなか退職を認めてくれない上司も退職代行が間に入ることで、すんなり辞めさせてくれるケースが多いです。

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    強引な引き止めで退職できないときの対処法3選

    簡単に辞めさせてくれない職場を退職した方法は人によりますが、根気よく何度も説得し退職を認めてもらったという部分は共通しています。

    しかし、何度も話し合いを続けていると心が疲弊してしまうので、うつ状態になる前に強引にでも退職したほうが良いです。

    退職できないときの対処法
    1. 内容証明郵便で退職届を郵送する
    2. 労働基準監督署に相談する
    3. 退職代行サービスを利用する
    この3つが
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    ストレスで心身に負担がかかっている、話を聞いてくれない場合は強引な手を使ってでも辞めたほうがいいので、円満退社は諦め強硬手段が有効です。

    どうやって退職すればいいのか、3つの強硬手段を具体的に紹介していきます。

    1.内容証明郵便で退職届を郵送する

    内容証明郵便とは郵便局が文章を証明してくれるサービスで、退職届を出した証拠を客観的に残せるのがメリットです。

    労働基準法では退職の申し出から2週間で退職できると定められているため、受け取った日から14日経過すれば正式に退職できます。

    内容証明で証明できること
    • 差出人
    • 受取人
    • 送った日時
    • 郵便物の内容

    配達証明で内容証明郵便を送ると受け取ったことを証明できるので、受け取っていないというトラブルを防げます。

    嫌味や陰口、嫌がらせなどに耐えながら14日間働く可能性もあるので、辞められるなら意地悪されても構わないと感じる方は内容証明の送付も検討してみてください。

    2.労働基準監督署に相談する

    退職できないと相談をすると是正指導をしてくれ労働者の強い味方となる労働基準監督署ですが、アドバイスや指導により自己解決を目指す機関です。

    退職ができないときに労働基準監督署を頼るのはおすすめしない理由でも解説していますが、労働基準監督署の相談はあまりおすすめしません。

    労働基準監督署への相談をすすめない理由
    • 指導に必要な証拠を自分で集めなくてはいけない
    • 強い引き止めに合っていても証拠がなければ動いてくれない
    • 労基へ相談→上司と面談→労基へ相談と何度もやり取りする可能性がある
    • 証拠を集めるまでに時間がかかり、すぐに退職できない可能性がある
    • 指導があっても職場がアクションを起こすとは限らない

    守秘義務があり相談をしたことはバレないものの、退職したいと伝えていたタイミングで指導が入ると誰が言ったのか見当はついてしまいます。

    相談がバレ居心地の悪い職場で今よりもストレスを抱えながら働く可能性もあるので、労働基準監督署に相談するのかよく考えてみてください。

    3.退職代行サービスを利用する

    手っ取り早くかつ確実に退職したい人は、利用者の代わりに退職の意向を伝えてくれるのが退職代行サービス最大のメリットです。

    第三者が間に入ることで退職を渋っていた上司も認めざるを得ないので、ほぼ100%の確率で退職に成功します。

    退職代行サービス利用の流れ
    1. 退職代行サービスに相談をする
    2. 納得したうえで依頼し、料金を支払う
    3. 退職日や個人情報などのヒアリングシートを記入
    4. 退職代行業者が職場へ連絡し、有休消化などの交渉をする
    5. 退職書類の受取
    6. アフターサポートを受ける(※一部業者のみ)

    退職代行を利用した看護師5人の体験談でも紹介していますが、口をそろえて「利用して良かった」「もっと早く利用すれば良かった」と感じたほど満足度の高いサービスです。

    退職するのに2~3万円ほど費用が掛かってしまうものの有休消化の交渉もできるので、手間をかけずに退職したい方は利用を検討してみてください。

    ミヤ

    利用者へのアンケートで1日も出社せずに退職しているので、嫌な上司と顔を合わさず辞められます。

    もし「退職の話を聞いてくれない」「部署異動を説得されている」などの引き止めにあっている場合、今すぐに退職代行を利用することをおすすめします。
    長い人だと辞めさせてもらえず、半年~1年もの間退職できない看護師もいるからです。

    どんな退職トラブルも退職代行を利用すれば確実に退職できるので、嫌な思いをしながら働いている方は無料相談だけでもしてみてください。

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    体調不良を理由に引き止めを断ってもいい?看護師のよくある疑問

    引き止められてばかりいると「なんて言って退職しよう」「どうすれば確実に辞められるんだろう」と悩み、次第に心がすり減ってしまいますよね。

    同じように退職できないと悩む看護師は多いので、よくある疑問を5つ紹介します。

    引き止められたら体調不良って言っても大丈夫?

    何度も引き止められたが根気強く伝えるのが難しい場合、診断書を提出すれば認めてもらいやすくなります。

    体調不良で退職後療養する場合は失業保険だけでなく傷病手当を受け取れる可能性もあります。サポート会社を利用すると特別な知識がなくても申請できるので、気になる方は下記の記事を確認してください。

    関連記事:社会保険給付金申請をサポートしてくれる退職コンシェルジュの口コミ

    看護師が確実に退職できる理由って何?

    どんな理由を伝えても「今は困る」など認めてくれない上司は存在するものの、1番確実に退職できる方法は「新しい職場が決まり〇月〇日から働き始める」と決定事項を伝えることです。

    いきなり新しい職場が決まったからと退職日を伝えると非常識と思われてしまうので、まずは退職したい旨を伝え認めてもらえないときに内定を得ていると伝えてくださいね。

    退職届を受理してもらえないときはどうすればいい?

    退職届の受取を拒否する権利はないものの、受け取っていないから退職できないというスタンスの上司も存在します。

    強引な手段とはなってしまいますが内容証明郵便を送付すれば確実に退職の意思を示せるので、退職の手続きを進められますよ。

    関連記事:退職届を受理してくれないときの対処法

    納得してもらえる退職理由の伝え方はある?

    何を言っても認めてくれない上司は一定数存在しますが、一般的に退職を認めてもらいやすい理由は損座視します。

    • 体調を崩し療養したい
    • 親の介護に専念する
    • 家業を継ぐことになった
    • 遠方に引越しをする

    あまりにも事実とかけ離れていると疑われてしまうので、一身上の都合を突き通し上司に察してもらうのも1つの手です。

    看護師におすすめの退職代行業者はある?

    退職代行サービスは50社以上存在すると言われているので、実績がある業者を選ぶと安心して依頼できます。

    • 女性専用のサービス「わたしNEXT」
    • 業界最安値級の料金「モームリ」
    • 各種訴訟も対応可能「弁護士法人みやび」

    紹介した退職代行業者以外にもおすすめのサービスはないので、値段と内容を確認してから業者を選んでください。

    関連記事:看護師におすすめの退職代行ランキング

    退職したいと強く願うほど辞めたい職場で働き続けるのはツライことなので、説得や強硬手段で1日でも早く辞めることをおすすめします。

    無理なときは第三者の力を借りるのも1つの手なので、心が疲弊する前に退職できるよう行動してください。

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    強い引き止めで退職できない看護師は強引に退職すべき

    レバウェル看護がInstagramで調査したところ引き止めにあった看護師は79%と、かなり高い確率で引き止められることがわかっています。

    たとえ引き止められても「意志が強いなら仕方ない」と諦めてくれればいいですが、強引に引き止め半年~1年も退職できず働いていた看護師もいます。大事な時間を無駄にしないためにも、強引に退職することも検討してくださいね。

    まとめ
    • 不満や弱音を伝えると高確率で引き止められてしまう
    • 繁忙期を避け引き止めにくい退職理由を伝えることが円満退社への近道
    • どうしても退職できないときは内容証明郵便を送付するなど強硬手段が有効

    強い引き止めにあい簡単に退職できない看護師は非常に多く、何度も説得したり転職先を決めたり辞めるだけで苦労を強いられています。

    無理をして働き続けていると心が疲弊し休養しなければいけない人もいるので、少し強引な手を使ってでも退職する方向へ話を持っていき自分を守ってあげてください。

    ミヤ

    自分を守れるのはあなただけなので、顔も合わせたくないほどツライなら退職代行をおすすめします。

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