「退職するとき、どんなトラブルがあるのか知りたい」
「看護師がスムーズに辞められるケースなんてあるのかな」
と思うことはありませんか?
今の職場を退職しようと思っても「師長に何と言おう」「引き止められたらどうしよう」など、いろいろなことに不安を感じてしまいますよね。
そこで今回は、看護師10人が実際に体験した退職時のトラブルを紹介していきます。
この記事を見れば退職時にどんなトラブルが起こるのか、辞めさせてもらえないとき何をすべきかがわかります。
「先輩たちも簡単に辞めれなかった」「師長に絶対引き止められる」など退職に不安を抱えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
退職を認めてもらうまでに1年以上交渉した人もいるので、時間を無駄意思ないためにも参考にしてください。
- 辞めたいのにシフトが決まっている
- ただでさえ人手不足なのに自分が辞めれば迷惑をかけてしまう
- 心身ともに限界で、今すぐにでも辞めたい
辞めたいと感じる理由は人それぞれですが、簡単に辞められない、退職の意思を伝えられないと悩んでいる人は非常に多いです。しかし、無理に仕事を続けていても退職のタイミングを逃すだけでなく、心と体のバランスが崩れ長期間働けなくなってしまう可能性もあります。
自分で退職の意思を伝えられない人におすすめなのが、上司や同僚と顔を合わさず、最短その日のうちに退職できる退職代行サービスです。
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看護師の退職に関する基礎知識
医療現場では慢性的な人手不足が続いていることもあり、退職を希望しても人手不足や引き止めなど簡単に辞められない看護師は非常に多いです。
しかし、労働者は民法で退職の自由が認められているため、雇用主が退職を引き止めることはできません。
- 退職届を提出した2週間後には退職できる
- 雇用契約で3ヶ月など記載があっても、民法が優先される
- 派遣や年単位の契約など有期雇用契約を結んでいる場合、やむを得ない事情がない限り退職できない
民法では有期雇用契約を結んでいる看護師以外は退職の申し出から2週間で退職できると定められているため、雇用主が退職を認めなくても退職できます。
ただし、雇用契約解除の申し入れは「退職願」ではなく「退職届」の提出なので、どうしても退職できない場合は内容証明で退職届を郵送する方法もあります。
たとえ民法で退職できると定められていても、職場の状況を知っているからこそ簡単に辞められないのがツライところです。
実録!看護師10人の実際にあった退職トラブル
どの職種でも退職時に引き止めなどのトラブルはあるものの、看護師ならではの退職トラブルも多く存在します。
事前にトラブルの内容を把握しておけば対処法を考えられるので、看護師10人が体験した退職トラブルを紹介します。
なかなか退職を認めてくれない職場で1年働き続けた看護師もいるほど退職のハードルは高く、簡単に辞められない看護師。
なぜすぐに退職できなかったのか、実際に起こったトラブルを詳しく紹介していきます。
1.先輩や同僚から話が漏れていた
当時 総合病院のICU勤務
23歳(女性)
実際に経験したトラブル
早い段階から先輩や同僚に辞めたい旨を相談していたが、話が漏れていた。いざ上司に申し出た時にはそこから半年以上経過しており「どうせ口癖のように言っているだけでしょ」と狼少年のような扱いをされあまり真摯に取り合ってもらえなかった。
誰しもツライ状況だと誰かに話を聞いてもらいたくなるものですが、状況を分かっている先輩や同僚であればなおさら弱音を吐いてしまいたくなるものです。
意外にも辞めたい話が上司に伝わっているケースは多く、上司も「また言ってる」と真剣に話を聞いてくれません。
「とりあえずあと1ヶ月続けてみて」と言われ頑張ったものの、再度同じセリフを言われることを繰り返し次第に心がすり減り言い出しにくくなってしまいますよね。結果的に何度も話し合いを重ね、転職先を決めてから退職を認めてもらったようです。
相談が上司に漏れていると先輩や同僚も信用できなくなり、人間不信になる可能性もあります。
2.何度も部署異動を勧められた
当時 大学病院の外科病棟勤務
32歳(女性)
実際に経験したトラブル
師長が怖く、退職の話を言い出しにくい雰囲気があった。意を決し師長に退職したいと伝えたものの、その後看護副部長とも話してと言われ、副部長との面談の日程を決めるまでに約1ヶ月かかった。
副部長からは、あなたの行きたい部署に異動させてあげるから考え直してみないかと言われたが、もう辞める意志は固まっていたため、全力でお断りした。その後もしつこく、辞めるのは勿体ないから考え直してと言われ、看護部長とも面談した。同じ内容を何度も話し合い、最初の相談から辞めるまで半年かかった。
病院で働いている看護師に多いのが「今の環境に不満があるなら部署を異動すればいい」と引き止められるケースです。師長が自分の評判が下がると退職を引き止めるケースもあり、看護部長からも引き止められるとどうしていいのか分からなくなってしまいますよね。
上司に何度も考え直せと言われると心がすり減り言いにくくなってしまう人が多く、そのままズルズルと働き続けるケースが多いです。
断る勇気がない人にはツライ状況ですが、何度部署異動を打診されてもキッパリ断るしかありません。
キッパリ断れる勇気も凄いですが、半年も折れない上司も凄いです。
3.シフトに文句を言うなと脅された
当時 専門病院のICU勤務
28歳(女性)
実際に経験したトラブル
体調を理由に退職希望をしたが人手が足りないことや、あなたのように働ける人材が育っていないから今辞められるのは困る、休みが取れるように調整するからと話を先延ばしにされた。さらに、異動すれば働き続けられると言われ異動の話にすり替えられそうになり、退職という話を出すと笑顔でスルーされ、なかなか話が進まなかった。
退職時に有休消化するのであれば、それ以外のシフト形態には文句を言わないことを約束させられた。
人手不足や仕事ができるから 引き止められるケースが多く、だいたい「希望する条件を飲むから」と譲歩してきます。しかし、退職の意思が固まっているときに譲歩されても困ってしまいますよね。
なかには仕事を辞めるなら後のことは知らないと態度を豹変させる上司もいるため、冷たい態度を取られたり陰口を叩かれたりします。
有給休暇は労働者の権利で雇用側は「繁忙期はずらしてくれ」と時期のお願いしかできないので、拒否された時点で労働基準監督署に相談するのも1つの手です。
この方は師長じゃ埒があかず、看護部長に話退職を認めてもらったようです。
4.休み希望日がすべて出勤になっていた
当時 総合病院の内科病棟勤務
30歳(女性)
実際に経験したトラブル
上司からのイジメは以前からあったが、休み希望を出していたところが全て出勤のシフトになっており「この病院はダメだ」とあきれてしまった。
即退職したくなり、退職代行を利用し申し込んでから1日も出社せずに退職しました。
看護師は女性が多いためイジメが横行している職場もあるものの、シフトの希望を無視されて出勤日になっていたら怒るのは当然です。
「忙しいのに辞めるなんて」「抜け駆けした」など感情的になるケースはありますが、休みたい日にシフトを入れるのは完全なイジメです。
シフトを見た途端すぐに辞めたくなってしまうのは当然のことですが、自分の立場を守るためにもバックレではなく退職の意思を伝えてから辞めてくださいね。
退職代行費用はかかってしまうものの有休を消化できたので、支給されないはずのお金がもらえたと喜んでいました。
5.理事長とも面談をし引き延ばそうとされた
当時 総合病院の外来勤務
49歳(女性)
実際に経験したトラブル
退職を伝えた後、実際にやめるまでに何度も面談を受けさせられた。それは主任や師長だけではなく、看護部長や事務長、理事長など。そのたびになんでやめるのかとしつこく聞かれ、何とか退職を引き伸ばそうと試みられた。
ひたすら引き留められても辞めると言い張りました。退職は認めてもらえたものの有休はとれず、退職の日は手術担当にさせられ、3件のオペ出しで残業をして帰った。
師長は自分の評判に関わるため引き止めることはありますが、看護部長など立場が上の人に相談するとあっさり辞められるケースが多いです。しかし、理事長まで出てきて引き止めるのはレアなケースです。
直属の上司以外からも引き止められると組織全体が辞めさせてくれないと受け取ってしまうので、なおさら辞めたくなってしまいますよね。
たとえ理事長に引き止められても退職届を提出すれば2週間で辞められるので、書面で伝え退職する日まで耐えるしかありません。
長年働いて労いの言葉があるはずが、最終日に激務を任されるのは完全な嫌がらせです。
6.新人が育つまでと引き止められた
当時 総合病院の内科病棟勤務
35歳(女性)
実際に経験したトラブル
いつもタイミングが悪いのか、新人がまだ一人でできないからという理由でもう少しだけいてもらえないかと言われました。それは難しい。もう無理だからと伝えてもなかなか許してもらえず結局辞めれたのは一年後でした。
結果的に、看護師数人で一斉に退職しました。
よくある引き止め理由の1つに人材が育っていないと断られるケースがありますが、一般的に看護師が一人前になるまで最低でも3年はかかります。何年目の新人なのかにもよりますが、要望を受け入れると年単位で退職できなくなってしまいます。
職場によっては毎年新人が入り「もう少し待って」と言われ続けてしまうので、何と言われても拒否するしかありません。
どんなに無理だと伝えても1年も働き続けたようなので、結果的に集団で辞めるしかない状況だったようです。
7.辞めたら後悔すると脅された
当時 総合病院の透析室勤務
48歳(女性)
実際に経験したトラブル
退職をしたいと訴えましたが、今からどこに行っても、みんな後悔してるから、悪いことは言わないからこのままここにいた方が安泰ですよとアドバイスを受け、しばらく休んで頭を冷やしなさいと言われました。
部署が変わってパワハラを受けた時には、辞める決意が固く、転職先も決めてしまったので、かなり強引でしたが、会社側は私を止めることができませんでした。
退職したいと言うと引き止めたり今は無理だと拒否されるケースが多いものの、なかには説得し考え直してもらいたいと考える上司もいます。
「あなたはほかの職場ではうまくいかない」と理解しているような口ぶりで再検討を促すので、強気で辞めたいと言いにくくなってしまいます。
新しい職場に行くことは不安もあり優しい口ぶりで諭されると「今のままのほうがいいのかも」と思ってしまいますが、辞めたい意思をハッキリと伝えましょう。
アンケートでほかの方も回答していますが、転職先が決まっているとすんなり退職できるケースが多いです。
8.契約書の内容より上司の常識を押し付けられた
当時 訪問看護勤務
44歳(女性)
実際に経験したトラブル
契約書には、「一か月以上前に申し出」と書いてあるが、退職したいと伝えると「3ヶ月は見ておくのが常識」と言われ、結局3か月半やめさせてもらえなかった。その間にも数回話し合いをして、意思確認をさせられました。
きちんと契約書を確認し退職を申し出たのにも関わらず、上司の常識で3ヶ月が当たり前と言われるのはツライですよね。3ヶ月半後には退職できたとは言え、辞めたいと思いながら働くのは苦痛です。
当たり前のことですが上司の常識よりも契約書、契約書よりも労働基準法が優先されるので、本来であれば上司の常識に従う必要はありません。
人手不足で辞められない状況でも、今すぐ辞めたい場合は退職届を出しキッパリ辞める意思を示すことが重要です。
この方は非常勤で働いていたのにもかかわらず、3ヶ月半も辞めさせてもらえませんでした。
9.有休消化は自己都合だと取得できなかった
当時 混合病棟勤務
32歳(女性)
実際に経験したトラブル
結婚・妊娠をし、旦那の出勤地に合わせて引っ越しをしないといけなったため、退職希望をしたら『え、どうにかできないの?旦那があなたに合わせて引っ越しできないの?勤務地変えて貰うとかさ。できないなら産後の育休後にさ、時短勤務とか色々屈指して勤務するのは?最短勤務時間とかにして、週5で働くとかさ。』と言われ、なかなか受理してくれなかった。
退職希望をしたら、受理はされたのですが、『有給消化は自主都合のため、全部はあげられないね。給料とボーナスが発生するから。』と言われました。勤続8年だったので、有給の残り日数が50日程あり、全て捨てることなりました。
退職や有給取得は労働者の権利なので、病院は引き止める権利や有休を拒否する権利はありません。しかし、退職時の有給トラブルは非常に多いです。
師長に断られた場合は看護部長や人事課に、それでも対応してくれない場合は労働基準監督署に相談するのが1番です。
せっかく有休を使わずに残しておいたにもかかわらず使わないのはもったいないので、きちんと消化してから退職する方法を考えてくださいね。
当サイトがおこなったアンケートによると、3人に1人は退職時に有休を消化できず辞めています。
10.引き継ぐ人が来るまで辞められなかった
当時 医療法人の外来内科勤務
39歳(女性)
実際に経験したトラブル
病院側に退職をしたい旨を伝えたが、次に入る看護師の募集が来ない、集まらないからということでそのまま退職を先延ばしされた。「後に引継ぐ人が来るまで」という理由で、4か月ほど退職ができない状態が続いていた。
引き継ぐ人が来るまで有休の消化できないと言われて、有休消化できないまま退職した。
後任が決まらない状態で退職してしまうと仕事に穴が開くので仕方ないものの、退職を申し出ると「人が決まったら辞めてもいい」と言われるケースは非常に多いです。
求人を募集してもすぐに後任が決まるとは限らないので、最悪の場合数か月ガマンしなければいけません。
引き継ぐ人が決まってから転職活動を始めると仕事をしない期間ができてしまうので、退職日を決め伝え引継ぎ資料を用意しておきましょう。
引き継ぎの有無にかかわらず、有給は使えるので異議を唱えたほうがいいです。
トラブルを防ぎ看護師が円満退社する3つのポイント
常識では考えられないほど非常識な病院、上司もいるため円満退社できるとは限らないものの、看護師側にもできることはあります。
きちんと手順を踏み引き止められたら強硬手段に出るなど対処法も考えられるので、円満退社のポイントを3つ紹介します。
なるべく早く退職の意思を伝え後任を探す時間を与えることでトラブルを最小限に抑えられるので、可能であれば就業規則よりも前に退職を申し出てください。
どうすれば円満に退職できるのか、3つのポイントを紹介します。
1.退職の流れを把握する
法律では2週間前に退職の意思を伝えれば良いことになっていますが、病院独自のルールが設定されているケースもあります。
勤務先に迷惑をかけず退職するためにも、退職の流れや注意点を把握しておきましょう。
- 就業規則を確認し、いつまでに申し出ればいいのか把握する
- 直属の上司に退職の意思を伝え、退職日を決める
- 退職届を提出
- 担当していた業務の引継ぎ
- 荷物の整理やロッカーの掃除
- 最終出勤日に社員証や健康保険者証などを返却
上記はスムーズに退職できた場合の流れですが、辞める1ヶ月以上前に退職の意思を伝え退職日を相談で決めるのが一般的です。
トラブルを避けるためにも退職日や最終出勤日は書面に残しておくと、明確な証拠になりますよ。
2.繁忙期の退職は避ける
今まで働いていた病院や施設への配慮として、よほどの事情がない限り繁忙期の退職は避けましょう。
スタッフの動きが活発な時期は退職の希望を受け入れてもらいやすいので、退職を避けたほうがいい時期、退職の希望が通りやすい時期を紹介します。
- 退職を避けたほうがいい時期
夏季休暇や年末年始
プリセンター業務など担当している時期
ゴールデンウィーク- 退職希望が通りやすい時期
人事異動の時期
プリセンター業務がひと段落した時期
年度末
年度末は異動や退職者が決まり新人看護師が入ってくるので、退職の意思を認めてもらいやすいです。
繁忙期は退職を引き止められたり落ち着くまで待ってくれと延期を打診される可能性が高いので、退職しやすい時期を狙って退職しましょう。
3.引き止めにくい退職理由を考える
引き止められず円満に退社するためには、強い退職の意思を持ち引き止めにくい退職理由を伝えることが重要です。
「いつかは退職したい」と曖昧な言い方をすると引き止められてしまうので、引き止めても無理だと思わせるくらいキッパリと退職理由を伝えましょう。
- 今の病院や施設では叶えられない夢、目標を伝える
- 育児が落ち着くまでは専業主婦として家を守りたい
- 離れて暮らす親の介護が必要になった
- 結婚を機に引越しをする
- 夫の転勤についていく
給与や人間関係の不満などネガティブな理由は口にせず、今の職場では働けないという事実を伝え引き止める余地を与えてはいけません。
不満を伝えると待遇を改善するなど交渉材料を与えるので、絶対に口にしないでくださいね。
強く引き止められ退職できない場合の対処法3選
繁忙期の退職は避け納得せざるを得ない退職理由を伝えたとしても、なかには「どうにかならないのか」「考え直してくれ」と話し合いを持ちかけてくる上司もいます。
何を伝えても退職を認めてくれない上司もいるので、強く引き止められた場合の対処法3つを紹介します。
多少揉めたとしても話し合いで退職を認めてもらいたいと思うのは当然ですが、無理だと判断したら諦めることも必要です。
何度話し合っても認めてくれない場合は円満退社は諦め強硬手段をとるしかないので、退職できない場合の対処法を詳しく紹介していきますね。
1.上司が納得するまで何度も話し合う
退職は自分で伝えるべき、認めてもらうべきと考える人が多く、退職トラブルを抱えた人の多くが自分の力で解決しています。
当サイトがアンケートをおこなったところ諦めずに何度も説得した人が多かったので、体験談を少しだけ紹介します。
- 1年以上前から辞めたい意思を伝え続け、面談でもどうして辞めたいのか、他ではダメな理由を探し論破した
- 何度も師長に退職したいことを伝え、こちらがねばった
- 自分がやりたかったこと(手術室で働きたかった)を具体的に話し、今の職場では無理だと具体的に話した
- 何度も引き止められたがイライラを子どもに当たってしまうと話したところ、『子どもを出されるともう引き留めはできないわ』と認めてもらった
- リーダーをするよう言われ、途中で辞めますよと何度も伝え、今回は本当にやめますからと何度目かの正直で認めてもらった
自力で説得した人は上司が認めるまで何度も話し合ったという共通点があり、半年、1年と長い時間をかけて説得した看護師もいます。
なかなか認めてもらえないと数か月単位で働き続けなくてはいけないので、耐えられるかを含めて検討してください。
話し合いの途中で鬱状態になり休職した人もいるので、耐えられるのかで判断してください。
2.人事部など立場が上の人に話をする
退職の意思を伝えるのは直属の上司で問題ないものの、職員の離職は自分の評判に関わると保身のために引き止める人もいます。
何度話しても埒が明かないと感じた場合、看護部長や人事部に直接交渉すると話が一気に進む可能性があります。
- 看護部長と師長に退職する理由をなんども説明し、精神的に参っていることを伝え涙ながらに説得した
- 看護師長と何度も同じ話し合いをするのが嫌になり、人事部と直接交渉した
- 退職の話を聞いてくれなかったので、看護部長と直接面談した
- 直属の上司の上司に話をして、その後直属の上司に再度言った
師長より立場が上の人に交渉しても即座に退職を認めてくれるわけではないので、粘り強く辞めたいと伝えなければいけません。
まれに誰に話しても話が通じない場合があるので、どうしても無理な場合は第三者機関を頼ることも検討してください。
3.退職代行サービスを利用する
勤務先の誰と話しても認めてくれない場合、まず思いつくのは労働者の味方となる労働基準監督署ではないでしょうか。
しかし、労働基準監督署へ現状を訴えても即座に退職はできず居心地の悪さを感じてしまうので、退職代行を利用してすぐに辞める方法がおすすめです。
- 出勤せず最短即日退職できるため、スパッと辞められる
- 本人に代わり退職の意思を伝えてくれるため、心理的負担が軽減される
- 上司の顔を見ず退職できるため、精神的苦痛を減らせる
- 法律にのっとり、100%退職できる
- 退職時に残業代や退職金の交渉もできる(※一部業者のみ)
退職代行を利用するメリットと5人の体験談でも紹介していますが、強引な引き止めにあっていた看護師も1日も出勤せず退職に成功しています。
利用者全員が「利用して本当に良かった」と太鼓判を押すほどスムーズに辞められるので、何度交渉しても辞められない場合はサービスの利用も検討してみてください。
もし「退職の話を聞いてくれない」「部署異動を説得されている」などの引き止めにあっている場合、今すぐに退職代行を利用することをおすすめします。
長い人だと辞めさせてもらえず、半年~1年もの間退職できない看護師もいるからです。
どんな退職トラブルも退職代行を利用すれば確実に退職できるので、嫌な思いをしながら働いている方は無料相談だけでもしてみてください。
\ 退職成功率100% /
退職はいつ言うのが正解?看護師の退職にまつわる疑問
「退職はいつ言えばいいんだろう」「何と言えば退職を認めてくれるんだろう」など、退職時は不安がつきまといますよね。
そこで、よくある退職にまつわる疑問を紹介するので、不安解決に役立ててください。
- 看護師の退職トラブルは労働基準監督署に言うべき?
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退職トラブルを労働基準監督署に相談することはできるものの、相談したことがバレると職場に居づらくなってしまうのでおすすめしません。
参考記事:
どうしても自力で退職できない場合は、内容証明郵便で退職届を送る、退職代行サービスの利用が効果的です。 - 退職理由は家庭の事情や体調不良でもいい?
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退職理由はどんな内容でも認められるため、家庭の事情や体調不良でも問題ありません。
本来「一身上の都合」以上を伝える必要はないものの、あいまいな言い方は引き止めにあう可能性が高まります。なぜ働けないのか詳しく説明し、退職を認めてもらったほうがスムーズに辞められます。
- 退職が気まずい、言い出しにくい時の対処法は?
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師長が怖い、忙しそうで伝えられないなど言いにくい理由はありますが、絶対に退職するという強い意志を持ち転職先を決めると「言うしかない」という状況になります。
参考記事:
ほかにも人員確保しやすい時期に辞める方法もあるので、退職しやすいタイミングを狙うのも1つの手です。 - 看護師が退職時に強い引き留めにあったときの対処法は?
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1番は「絶対に辞めます」と自分の意思を貫き通すことですが、何度も引き止められると言いにくくなってしまう人もいます。
参考記事:
なかには話し合いで心が疲弊し休職した看護師もいるので、どうしても無理な場合は退職代行サービスを利用すると辞めるハードルがグッと下がります。 - 退職届が受理されない場合の対処法は?
-
「今辞められると困る」と引き止められたり、自分勝手だと怒り退職の話すらしてくれないケースもあります。
人事部や看護部長に相談し、それでも辞められない場合は下記の最終手段をとるしかありません。- 内容証明郵便で退職届を送る
- 労働基準監督署に相談する
- 退職代行サービスを利用する
- 看護師でもパワハラで訴えることは可能?
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パワハラやいじめなどの行為は慰謝料請求の対象となるため、まずは証拠を集めなくてはいけません。
ただ、時間と労力がかかってしまうので、本当に訴えたいのか考えてから行動に移してください。弁護士がおこなっている退職サービスを利用すれば各種訴訟を対応してくれるので、どうしても許せない場合は無料相談だけでもしてみてくださいね。
参考記事:
看護師は気が強い上司も多く、人手不足で簡単に辞めさせてもらえないケースが多々あります。
次の転職先を決めてからのほうが退職を認めてもらいやすいので、次の仕事を決めてから退職の旨を伝えるとスムーズに辞められますよ。
看護師が退職トラブルで辞められないときは強硬手段も検討すべき
看護師以外の職種でも「今辞められたら困る」「辞めると後悔するよ」と引き止められることはありますが、単なる引き止めでは済まないような退職トラブルに遭遇した看護師は多いです。
数か月単位で交渉を重ね退職を認めてもらうケースが多いものの時間の無駄なので、退職を認めてくれない場合は強硬手段も検討してください。
- 繁忙期の退職は避け、引き止めにくい退職理由を伝えると認めてもらえる確率が上がる
- 上司に何を言われても「絶対に辞めます」と自分の意思を貫き通すしかない
- 看護部長や人事部など師長以外の人にも引き止められた場合、強硬手段も検討すべき
慢性的な人手不足の看護業界は引き止められずスムーズに辞めれるほうがレアケースと言えるほど、何度も説得を重ね退職できたという人が多いです。
何度も拒絶されると言いにくくなり1人で思い悩んでしまうので、退職できない場合は頑張りすぎず退職代行サービスなど第三者に頼ってくださいね。
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わたしNEXT | モームリ | 弁護士法人みやび | |
特徴 | 女性専用の業者 5冠達成 | 後払い可能 店舗で面談可能 | 損害賠償請求可能 退職後もサポート |
費用 | 29,800円/正社員 19,800円/パート | 22,000円/正社員 12,000円/アルバイト | 55,000円/会社員 公務員 27,500円/会社員 契約社員 |
全額返金保証 | あり | あり | なし |
退職成功率 | 100% | 100% | 100% |
支払い方法 | 10種類 | 5種類 | 1種類 |
退職届 | PDFで自動作成 | 弁護士監修のテンプレ | みやびが届出代行 |
残業代などの相談 | 可能 | 可能 | 可能 |
転職サポート | あり | なし | なし |
おすすめの人 | 女性の担当者希望 何度でも相談したい | 費用を抑えたい 退職後に支払い希望 | 退職を丸投げしたい 金銭の交渉をしたい |
公式サイト | わたしNEXT | モームリ | 弁護士法人みやび |
事例です