規模が大きい病院は有給が取れない!看護師が有給を使えないとき労基に相談すべきかあわせて解説 

    「有給の申請をしたら拒否された」

    「どうやったら有給が取得できるんだろう」

    と思うことはありませんか?

    看護師は仕事が忙しいうえに人手不足ということもあり、簡単に年次有給休暇(以下 有給)が取得できる雰囲気ではないですよね。

    有給取得できない問題は自分だけなのか、ほかの職場は有給が取得できているのか気になりませんか?

    この記事を見れば看護師の有給取得率から、簡単に有給が取れない職場で休暇を取得しやすくする方法がわかります。

    「有給が使えず消滅している」「有給を申請すると露骨に嫌な顔をされる」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

    ミヤ

    結論からお伝えすると、有給が取得できない職場は退職時も拒否されるケースが多いので早めに退職を検討したほうがいいです。

    • 退職時に有休をすべて消化したいと伝えたら、そんな人はいないと脅された
    • 退職希望の有休消化は自己都合だと拒否された
    • 辞めるのに有休を使うなんて図々しいと怒られた

    上記の3つはすべて看護師が退職時に有休消化をしたいと伝えたところ、上司に実際に言われた言葉です。

    一般常識では考えられない発言ばかりですが、看護の世界では有休を消化して辞めるなんてありえないという非常識が曲がり通っています。有休消化は労働者の権利で職場は拒否できないものの、無理だと言われてしまうと諦めるしかないですよね。

    2~3万円ほど費用はかかってしまうものの退職代行や退職サポートを利用すれば全日消化できるので、今まで溜めていた有給を確実に使い切り退職できます。

    残っている有休が多い人ほど費用を上回るお金が入ってくるので、無理だと泣き寝入りせず行動してくださいね。

    目次

    看護師でも有給は取得できる!休暇日数や取得率について解説

    有給休暇は育児休業や産前産後休業と同じように労働基準法で定められている休暇で、有給の取得は労働者の権利です。

    しかし、看護師は忙しくなかなか有給が取れないと悩んでいる人が多いので、有給の基本情報を紹介していきます。

    有給に関する基礎情報
    1. 有給休暇とは何なのか
    2. 正規雇用の看護師の有給取得率
    3. 規模が大きい病院ほど有給が取りにくい
    4. 勤続年数に応じて増える有給の日数
    5. 基本的に有給買取はおこなっていない

    「有給を取得できる雰囲気ではない」「有給を取得できていない」という職場はたくさんあり、看護師あるあると言えます。

    要件を満たせば常勤だけでなくパートでも有給は取得できるので、上司に「取得できない」と言いくるめられないためにも基礎知識は把握しておきましょう。

    有給休暇の基本とは

    2019年4月に労働基準法が改訂され企業は5日以上の有給付与が義務となり、違反すると罰則があり以前よりかは有給を取得しやすい環境になりました。

    とはいえ、有給が取りにくい状況に変わりないので、有給休暇の基礎知識を6つ解説します。

    有給休暇の基礎知識
    • 一般的には勤務開始日から6ヶ月後に有給が付与される
    • パートやアルバイトでも条件を満たせば取得可能
    • 労働者が希望すれば半日単位で有給を取得できる
    • 時季変更権で繁忙期などを理由に職場は変更依頼ができる
    • 消化しない有給は翌年に繰り越せるが、有効期限は2年間のみ
    • 退職前に有給を取得できる

    ほかの看護師が休暇を取得している、繁忙期などで勤務先が変更を依頼できるものの、基本的には都合に合わせ自分の好きなタイミングで有給を取得できます。

    有給には2年間という期限が設けられているので、計画的に取得してくださいね。

    正規雇用の看護師の有給取得率

    看護師は有給が取得しにくいと感じてしまいますが、看護師の有給取得率は65%と一般企業と大差ありません。

    2019年の法改正で以前より有給取得率は上がったものの、病院に勤務する看護師の取得率は平均で65%ほどと思うように取得できないのが現状です。

    (出典)日本看護協会「病院看護実態調査2022年」

    有給が90%以上取得できているのや約1割、50%未満は約2割と勤務先により取得率にはバラつきがあり、有給取得率が高いとは言えません。

    のちほど有給を取得する3つの方法を解説するので、有給が取りにくいと感じている方は参考にしてください。

    規模が大きい病院ほど有給が取りにくい

    病院で働く看護師の有給取得率は病院の規模によっても異なり、病床数が多いほど有給が取りにくいです。

    大きい病院ほど人の出入りが激しく人手が足りていないこともあり、小規模な病院と比べ10%ほど有給の取得率が少ないことが日本看護協会の調査で判明しました。

    (出典)2021年病院看護・外来看護実態調査

    規模が小さい職場ほど定着率も高く有給も取りやすい傾向ではあるものの、重要なのは病床規模ではなく有給が取得しやすい職場で働くのかという点です。

    勤続年数に応じて増える有給の日数

    有給は6ヶ月以上勤務し労働日数の8割を超える勤務をしていれば取得でき、勤続年数に応じて付与される日数が異なります。

    週に何日出勤しているのも有給の日数が異なるので、具体的に何日なのか解説していきますね。

    スクロールできます
    週5日週4日
    年169~216日
    週3日
    年121~168日
    週2日
    年73~120日
    週1日
    年48~72日
    勤続0.5年10日7日5日3日1日
    勤続1.5年11日8日6日4日2日
    勤続2.5年12日9日6日4日2日
    勤続3.5年14日10日8日5日2日
    勤続4.5年16日12日9日6日3日
    勤続5.5年18日13日10日6日3日
    勤続6.5年20日15日11日7日3日

    有給の付与は6.5年がもっとも多く、2年間有給を使わなければ40日保有する計算になります。

    ただし、有給は2年で時効となり消滅してしまうので、流れてしまわないよう計画的に有給を使ってくださいね。

    基本的に有給の買取はおこなっていない

    有給は労働者をリフレッシュさせるための制度なので、買取は原則おこなっていません。

    しかし、例外として有給の買取が認められているケースが3つあるので、いざというときのために覚えておいてください。

    1.法律で定められている日数を上回った場合
    常勤の場合6ヶ月で10日、6.5年で20日、労働基準法で有給の日数が決まっています。
    あくまでも法律で決めた日数なので、雇用主が就業規則で決められた日数よりも有給を付与できます。

    ポイント
    6ヶ月継続し働くと法律上10日のところ、就業規則で2日付与された場合、上乗せされた2日のみ買取可能です。
    2.退職時に有給が残っている場合
    退職時に有給が残っている場合、以下の2つのケースで買い取ってもらえます。
    ■最終出勤日から有給を消化し、消化後に退職
    ■有給を職場に買い取ってもらう

    ポイント
    退職時のトラブルでも紹介していますが、法律上可能なのにも関わらず「有給は使わせない」と脅してくる職場もあります。
    3.時効が過ぎ消滅してしまった有給
    有給には2年の時効があり、消滅した分の有給は買取が認められています。

    ポイント
    時効で消滅したから有給を買い取ってほしいと伝えても拒否されるケースが多いので、期限内に使い切ったほうが良いです。

    例外として買取が認められているケースはあるものの、ほとんどの職場は有給の買取に消極的で「買い取れない」と拒否するケースが多いです。

    就業規則で買取の条件が決まっている場合もあるので、しっかり確認し戦略的に交渉を進めてください。

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    有給を取れない看護師が休暇を取得する3つの工夫

    慢性的な人手不足が続いていることもあり、本来リフレッシュのために使える有給を拒否されるケースもあります。

    有給取得は法律で定められた労働者の権利なので、これから紹介する3つの工夫を試してみてください。

    有給を取得する3つの工夫
    1. 繁忙期を避けるなど予定を調節する
    2. 日程がわかっている場合は早めに申請する
    3. 有給を取得する理由を伝える
    試してみて
    ください

    可能な限り職場の状況に配慮し周囲の理解を得たほうが有給を取得しやすくなるので、気持ちよく休めるよう工夫してみてください。

    どうやってスムーズに有給を取得するのか、3つのコツを詳しく紹介していきますね。

    1.繁忙期を避けるなど予定を調節する

    有給は労働者の権利で自由に取得できるものの、シフト勤務で働く看護師だからこそ一緒に働くスタッフへの配慮が必要です。

    忙しい時期に有給を取ると心証が悪くなり働きにくくなる可能性もあるので、楽しい休暇を取るためにも繁忙期は避けてください。

    繁忙期を避けたほうがいい理由
    • スタッフが不足している状況で、チームの負担を軽減できる
    • 安全な医療サービスを提供できる
    • シフトのバランスを維持し、スタッフ全体の負担を分散できる

    冠婚葬祭など自分で調節できない予定は仕方ないものの、旅行やリフレッシュ休暇など調節できる予定は繁忙期を避けたほうが無難です。

    周囲に配慮したほうが仕事のことを気にせずに休暇を楽しめるので、自分にもメリットがあります。

    2.日程がわかっている場合は早めに申請する

    子どもの行事や通院など予定がわかっている場合、早めに有給を申請することで取得しやすくなります。

    有給が取得しにくい職場ほど早めに有給申請をおこなったほうが良い理由があり、職場だけでなく自分にもメリットが多いです。

    早めに申請したほうがいい理由
    • ほかのスタッフとの交代などスケジュールの調整がしやすい
    • 上司も考慮する時間があり、認めてもらいやすくなる
    • 早めに日程が確定することで、不安やストレスが軽減される

    日程がわかっていればシフトの調節や引継ぎに時間をさけるので、職場も安心して休ませてあげられます。

    シフトが決まってから申請すると作り直す手間がかかってしまうので、シフトを作り始める前に申請すると業務への支障を最低限に抑えられます。

    3.有給を取得する理由を伝える

    有給を申請する際「私用で休みたい」と言えば有給を取得でき、職場も無理に休む理由を聞いてはいけないルールになっています。

    しかし、休みたい理由を伝えたほうが理解を得られるので、納得してもらえるような理由を伝えると良いです。

    納得してもらえる有給休暇の理由
    • 体調不良による通院
    • 冠婚葬祭
    • 子どもの行事に出席

    休むことで周囲に迷惑をかけてしまう可能性もあるので、良好な関係を気付くためにも理解を得ると安心して休暇を取れます。

    有給の申請で理由を伝える必要はないので、無理のない範囲で取得する理由を伝えてくださいね。

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    なかなか有給が取得できない看護師が強制的に取得する2つの方法

    有給は労働者の権利なので自分の好きなタイミングで取得できるものの、何を伝えても取得を認めてくれない職場もあります。

    どうしても有給が取得できない場合の強硬手段を2つ紹介するので、休めず限界と感じている場合は強制的に取得することも検討してみてください。

    強制的に有給を取得する方法
    1. 労基に有給が取得できないと相談する
    2. 退職代行を利用し有給を取得する
    強制的に
    取得する
    方法です

    これから紹介する方法は強硬手段なので職場に居づらくなる可能性はあるものの、有給が取得できないのは明らかな違法行為です。

    繁忙期でもないのに有給を認めない、リフレッシュできず疲労やストレスが溜まっている場合は対策を講じたほうがいいので、具体的に何をすればよいのか解説していきます。

    1.労基に有給が取得できないと相談する

    有給は労働基準法で定められた労働者の権利なので、労基(労働基準監督署)に相談し違法性が認められれば職場に指導や是正勧告をしてもらえます。

    あくまでも是正勧告なので従わない職場もありますが、相談したと上司に伝えるだけでも効果は期待できます。

    労基に相談する手順
    1. 有給を拒否されたことがわかる証拠を集める
    2. 端的に説明できるよう、相談内容を整理する
    3. 労基へ行き相談、または電話で相談する

    労基は労働者と職場の仲介役となりトラブルを解決してくれるわけではないので、相談したからと言って解決できないこともあり注意が必要です。

    しかし、相談したことが職場に伝われば改善してくれる可能性があるので、証拠があれば持参し相談してみるのも1つの手です。

    2.退職代行を利用し有給を取得する

    「もうこんな職場で働きたくない」「残っている有給をすべて消化して辞めたい」と考えている人におすすめなのが、退職代行の利用です。

    退職代行は退職の意思を代わりに伝えてくれるだけでなく、未払いの残業代や有給取得の交渉をしてくれるサービスも存在します。

    退職代行サービス利用の流れ
    1. 退職代行サービスに相談をする
    2. 納得したうえで依頼し、料金を支払う
    3. 退職日や個人情報などのヒアリングシートを記入
    4. 退職代行業者が職場へ連絡し、有給消化などの交渉をする
    5. 退職書類の受取
    6. アフターサポートを受ける(※一部業者のみ)

    退職代行を利用した看護師5人の体験談でも紹介していますが、口をそろえて「利用して良かった」「もっと早く利用すれば良かった」と感じたほど満足度の高いサービスです。

    退職するのに2~3万円ほど費用が掛かってしまうものの有給消化の交渉ができるので、有給が消滅し泣き寝入りしたくないと考えている方は利用を検討してみてください。

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    有給以外にも不満あり!3人の看護師が退職代行を利用したワケ

    退職代行サービスは知っているものの、詳しいことは何も知らないという人も多いのではないでしょうか。

    メジャーな辞め方ではないものの退職代行を利用しスパッと退職した看護師もいるので、なぜ自力で辞めることを諦めたのか3人の体験談を紹介します。

    退職代行を利用したワケ
    1. 自分の意見を言えなくなってしまった
    2. 上司からイジメられすぐに辞めたかった
    3. 退職届を受理してくれなかった

    クラウドワークスで独自調査したアンケートをもとに口コミを掲載しています(調査期間:2023年11月13日~11月27日)

    3人の
    体験談を
    紹介します

    当サイトが退職代行を利用した看護師にアンケートを取ったところ、利用者全員が「利用して本当に良かった」と満足度の高いサービスです。

    一般常識では考えられないほど看護業界は独自ルールに縛られ簡単に退職できないので、なぜ退職代行を利用し辞めようとしたのか深掘りして紹介していきますね。

    1.上司との話し合いが続き自分の意見を言えなくなった

    当時 急性期病棟勤務
    (20代)

    退職代行を利用した理由

    看護部長との面談・電話口で「退職したい」と何度伝えても、退職ではなく部署異動を進められたので。上司と直接のやりとりだと自分の意志をしっかり伝えることができず、うやむやな返事になってしまっていたので退職代行サービスを選びました。

    うつ状態で休職中だったので、傷病手当金との兼ね合いもあり申し込みから半月ほど経ってから退職の意思を伝えてもらいました。出勤はせずに済みました。

    退職代行Jobsを利用し退職

    レバウェル看護のアンケートでは8割の看護師が退職時に引き止められたという結果も出ており、辞めると伝えると高確率で「考え直してほしい」「人が入ってくるまで待ってほしい」と引き止められます。

    退職ではなく異動で何とか病院に残ってほしいと交渉してくる上司もいるため、何度も説得されると自分の意見が言いにくくなり我慢してしまう看護師は非常に多いです。

    思うように自分の意見を言えない人や押しに弱い人ほど引き止められズルズル働いてしまうので、退職代行を利用しスパッと辞めるのも1つの手です。

    ミヤ

    弁護士や労働組合運営の退職代行業者は各種交渉ができるので、申し込み後は何もする必要はありません。

    2.上司からイジメられ即退職したかった

    当時 内科病棟勤務
    (30代)

    退職代行を利用した理由

    上司からのイジメは以前からあったが、休み希望を出していたところが全て出勤のシフトになっており即退職したかった。

    有給と公休の残日数を計算し、希望の退職日を伝えて(申し込みから3日後)着手して頂いた。直前で退職日を前倒しにしてもらったが対応してもらえました。

    有給消化の交渉もして頂き、面倒な手続きも全てやってもらえてとてもよかった。ストレスを抱えて働き続けるよりも、退職代行をお願いして本当によかったです。

    わたしNEXTを利用し退職

    男性看護師が増えてきたとはいえ9割以上は女性ということもあり、いじめを経験した看護師は多いです。

    「無理や陰口なら我慢できる」という人もいれば「直接文句を言われても何も思わない」という人もいて、イジメや嫌がらせの耐性は人それぞれです。

    しかし、イジメに耐えメンタルの不調をきたしては意味がないので、ツライと感じたら誰かに頼って力を借りてくださいね。

    ミヤ

    当サイトのアンケートによると誰1人出社せず退職できているので、嫌な上司の顔を見ずに辞められます。

    3.退職届が受理されず話を聞いてくれなくなった

    当時 外科病棟勤務
    (40代)

    退職代行を利用した理由

    退職届を自分で提出したが、なかなか職場自体が退職届を受理してくれず、退職を先延ばしにされてしまい、上司と話すことがつらくなったため利用しました。

    未払いの残業代を請求してもらい、退職代行費用をペイできて良かったです。

    退職の意思を告げても取り合ってくれなかったりと、自分ではどうしようも無い事が起きた場合は迷わず利用をお勧めします。

    退職代行EXITを利用し退職

    退職は労働者の権利なので法律上は退職の意思を伝えてから2週間で辞められるものの、なかには退職届を受け取らず退職を阻止してくる職場もあります。

    退職代行利用者の中でもっとも多かったのが「何度も話をかわされ心が折れてしまった」「自力での解決は難しいと思った」という意見で、話が平行線のままでは心が折れてしまうのは当然のことです。

    第三者が介入すると一気に退職に向け話が進むケースが多いので、どうしてもツライばあいは退職代行の利用も検討してみてください。

    ミヤ

    申込みから平均4.6日で退職できているので、今まで話が進まなかったのが嘘みたいだという感想ばかりです。

    もし「退職の話を聞いてくれない」「部署異動を説得されている」などの引き止めにあっている場合、今すぐに退職代行を利用することをおすすめします。
    長い人だと辞めさせてもらえず、半年~1年もの間退職できない看護師もいるからです。

    どんな退職トラブルも退職代行を利用すれば確実に退職できるので、嫌な思いをしながら働いている方は無料相談だけでもしてみてください。

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    「全然有給が取れない..」看護師のよくある疑問

    支給された有給のうち年5日はタイミングを選べることが義務付けられれいるものの、守らない職場はたくさんあります。

    日々頑張っているからこそ休みたいと思うのは当然のことなので、看護師の有給に関する疑問や悩みを一気に紹介していきます。

    有給消化できないなら退職してもいい?

    退職を勧めるわけではありませんが、明らかに違法行為なので見切りをつけるのも選択肢の1つです。

    本来であれば休んでいる間にお金が発生するのにも関わらず消化できなければもったいないので、労基や弁護士、退職代行など第三者機関へ相談することをおすすめします。

    勝手に看護師の有給を使われることはある?

    有給のタイミングは自分で決められるものの、なかには勝手に有給扱いになる職場も存在します。

    • ケガや病気で仕事を休んだとき
    • グループや部署など計画的付与があったとき
    • 職場都合で休みになったとき

    知らないうちに有給を使われていると気づかず使いたいときに残っていないケースもあるので、有給は溜めすぎず勝手に使われないよう工夫しましょう。

    人手不足で有給が取れないってどうなの?

    繁忙期で人が足りていないなど時期を理由に有給取得日をずらしてほしいとお願いする権利はあるものの、それ以外の理由で人手不足だからと有給が使えないのは違法です。

    ほかの看護師も取っていないなど職場の体質は簡単には変わらないので、有給が取得できないことに不満を感じる場合は転職するのも1つの手段です。

    退職で有給消化できないと言われたが違法じゃないの?

    有給はリフレッシュを目的としているため原則買取不可となっていますが、例外として退職時の買取は認められています。

    「有給を使っていないから買い取ってほしい」とお願いしても認めてくれないケースもあるので、法律で認められているなど論理的に交渉してください。

    退職させてくれない場合の対処法は?

    有給だけでなく退職も労働者の権利なので自由に決められるものの、退職を認めてくれない職場はたくさんあります。

    当然ですが違法行為なので、毅然とした態度で退職届を提出し退職を認めてもらってください。

    関連記事:退職を認めてもらえない看護師の対処法

    看護師は休みにくいうえに辞めにくく悩みが尽きないものの、有給も退職も労働者の権利なので上司の顔色や周りのスタッフのことを考える必要はありません。

    自分の気持ちを最優先に行動し、後悔のない選択をしてくださいね。

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    あまりにも有給を取得できないようなら転職も検討すべき

    有給は「6ヶ月以上の勤務」「労働日数の8割を超える出勤」2つの条件を満たせば付与され、本来であれば自分のタイミングで取得できる休暇です。

    しかし、慢性的な人手不足が続いている職場ほど取得できないのが実情なので、有給が使えず消滅してしまっている人は取得しやすい職場へ転職することも検討してください。

    まとめ
    • 有給は最大で年間20日付与され、2年間使わないと時効となり消滅してしまう
    • 繁忙期は避け早めに申請するなど、有給を取得する際に職場への配慮は必要
    • 今の職場で働き続ける理由がなければ、転職を考えてみるのも良い

    クリニックなど規模の小さい医療機関は有給取得率が90%前後の職場もあり、看護師だから有給が取得できないというわけではありません。

    職場への配慮は必要なものの有給取得率は個人で改善できる問題ではないので、有給が取得しやすい職場て転職することも踏まえ求人を探すもの1つの手段です。

    ミヤ

    個人で退職時に有給消化を申請すると認めてもらえないケースが多いので、退職代行業者に交渉してもらうと消化できます。
    頑張って働いて得た有給なので、絶対に無駄にしないよう行動してください。

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