「看護師なのにお金が全然たまらない..」
「同年代の人より稼いでいるはずなのに..」
と思うことはありませんか?
今までお金の管理ができず、いざ貯金しようとしても「どうやって貯めればいいんだろう」と迷ってしまいますよね。
同性代の女性よりも平均年収が高いはずの看護師なのに、なぜお金が貯まらないのでしょうか?
この記事を見ればなぜ貯金がないのか原因がわかり、どうすればお金を貯められるようになるのかがわかります。
「忙しくてお金の管理ができない」「貯金がないことに焦りを感じている」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- ストレスが溜まると買い物をしてしまう
- 忙しくてお金の管理に手が回らない
- 疲労でいつもコンビニや外食をしてしまう
上記のような悩みは、誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか。しかし、お金の管理ができないまま過ごしていると経済的にも精神的にも余裕が持てず、将来への不安が募るばかりです。
まずはお金の使い方を見直し、貯蓄を習慣化することが大切です。転職し収入を上げ貯蓄を増やしたり、マネーセミナーに参加しお金の知識を身につけるのが効果的です。計画的に貯蓄するとお金の不安がなくなり、安心して将来を迎えられますよ。
\ 行動あるのみ /
なぜお金が貯まらないの!?看護師の貯金事情
いくら仲の良い同僚や上司がいてもお金の話は聞きにくく、ほかの看護師はいくら貯金があるのか気になってしまいますよね。
ナースではたらこが調査したリアルな貯金事情を見ると、約3人に1人は貯金が50万円以下と少ないことがわかります。
現在の貯金額 | 200~300万円 | 10% | |
0円 | 7% | 300~500万円 | 11% |
50万円未満 | 16% | 500~1,000万円 | 11% |
50~100万円 | 14% | 1,000万円以上 | 6% |
100~200万円 | 13% | 秘密 | 12% |
貯金は手取りの1~2割程度と言われていますが、月に3~5万円ほど貯金している看護師が多いです。
月に3万円ずつ貯めると年間35~40万円ほどは貯まるので、年間30万円未満の貯蓄額だと平均よりも少ない計算になります。
貯金がない人は給与の1割を目安に貯めていってくださいね。
看護師なのに貯金ができない3つの理由
貯金できない看護師の多くは給与が管理できない、衝動買いや食費に使ってしまうなど原因があり、お金の使い方を見直すだけで貯蓄体質を目指せます。
なぜお金が貯まらないのか、よくある3つの原因を紹介するので自分が当てはまっていないか確認してください。
激務に加えて仕事でのストレスが絶えない看護師はお金の管理をする余裕がなく、自分が知らないうちにお金を使っている可能性が高いです。
貯金できない原因を把握しなければお金は貯まらないので、3つの理由を深掘りして解説していきますね。
1.奨学金を返済している
奨学金を返済していると毎月の支出に返済額が組み込まれ自由に使えるお金が減ってしまうので、貯蓄に回す余裕がなくなってしまいます。
奨学金の返済期間は平均14.7年とも言われ長期的な負担になってしまうケースが多く、返済が終わるまで貯蓄をするのが難しいのが現状です。
- 繰り上げ返済や一括返済を検討し、利息負担を減らす
- 経済的に困窮している場合、猶予制度の利用も検討する
- パートや副業で収入を増やし、返済期間を早める
奨学金を返済していると毎月自由に使えるお金が減ってしまい、思うようにお金が貯まらないのはよくあることです。
返済を優先すると無意識に「返済してから貯金をしよう」と貯蓄が後回しになってしまうため、まずは返済を早める方法を考えてみてください。
2.ストレスで買い物してしまう
看護師は重い責任がのしかかるうえに不規則なシフトで心身共に疲労が溜まりやすい職業で、ストレス解消の手段として衝動買いしてしまうことがあります。
新しい服やアクセアリー、美味しいものを食べ自分にご褒美をあげたくなるものですが、買い物でお金が貯まらない可能性は十分あります。
- 買い物以外のストレス発散法を見つける
- 感情をコントロールしストレスに振り回されない生活を目指す
- 買い物リストを作成し、衝動買いを防ぐ
ストレスとうまく向き合い、自分がどのような状況で買い物をしてしまうのかパターンを把握すると効果的です。
無計画な出費が増えるほどお金が貯まりにくくなってしまうので、持続性のあるストレス解消法を探してみてくださいね。
3.お金を管理する余裕がない
看護師や残業や夜勤の長時間勤務など不規則なシフトが多く、生活のリズムが崩れてしまい支出を見直す精神的余裕がなくなってしまいます。
仕事で疲れている状態では出費が把握できずに無駄遣いが増えてしまうので、お金を管理する工夫をしなければ貯金は増えません。
- 自動引き落としを利用する
- 週ごとに予算を設定するなど、簡単に支出を管理する
- 月に1度だけ家計を見直す時間を確保する
どうしても支出を管理できない場合は、コンビニでの買い物を控えたり自炊を増やすだけでも効果があります。
お金を管理できないと知らないうちに無駄な浪費が増え、手元に残るお金が少なくなってしまいます。シンプルな方法で構わないので、管理し無駄な出費を減らしてくださいね。
貯金をしている看護師が実践しているお金の管理術3つ
看護師の約3人に1人は貯金が50万円に満たないものの、なかには1,000万円以上貯金している人もいます。
貯金をしている看護師ほどお金の管理が上手なので、どうやって貯蓄しているのか3つの方法を紹介します。
お金の流れを把握し支出を減らすのが貯蓄を増やす第一歩なので、貯金する前に今の自分と向き合ってみてください。
どうすれば貯金ができるようになるのか、貯蓄している人が実践している3つの方法を紹介していきます。
1.毎月の支出を把握する
支出を把握すると何にお金を使っているのか、無駄遣いは何だったのかが特定でき、節約ポイントが明確になります。
お金の流れがわかると節約への意識が高まり貯金のモチベーションが高まるので、支出を把握する5つの方法を紹介します。
- スマホに家計簿アプリを入れ、収入と支出を記録する
- 手書きの家計簿をつけ、支出と向き合う時間を作る
- 定期的にカードの明細を確認し、出費が多い項目を把握する
- 週または月ごとに予算を設定し、支出をコントロールする
- レシートを保管し、まとめて家計簿に記録する
支出を「食費」「交通費」「娯楽費」などカテゴリーに分け、どの項目で支出が多いのか把握すると収支をコントロールしやすいです。
アプリやExcelなどでグラフを作り可視化すると支出状況が一目で判断できるので、改善点がわかりやすくなりますよ。
2.固定費を見直し支出を減らす
家賃や通信費、公共料金などの固定費は、1度見直せば毎月の支出を安定的に抑えられます。
なかには何となく毎月発生している固定費もあるので、貯金したいと思ったタイミングで見直すと効果的です。固定費の中でも減らしやすい5つの項目を紹介するので、現在いくら払っているのか確認してみてください。
通信費 | キャリアの見直しや格安SIMの導入 |
---|---|
サブスクリプション | 利用頻度の低いサービスは解約する |
保険料 | 必要のない特約を解除、または乗り換えて節約する |
公共料金 | 契約プランの変更や省エネ家電へ変更 |
交通費 | 車の利用頻度を減らす、通勤しやすい場所へ引越す |
食費を減らそうとするとストレスが溜まってしまいますが、固定費であれば無理なく支出を減らせます。
固定費を削減すると浮いたお金を貯金や投資に回せるようになるので、生活スタイルの変化に応じて定期的に見直してくださいね。
3.引き落とし用と貯蓄用の口座に分ける
引き落とし用と貯蓄用の口座を分けると貯金が明確になり、お金を使いすぎてしまうリスクを防げます。
「生活費は生活費」「貯金は貯金」と切り離して考えられるようになり、貯蓄口座に入れたお金に手を付けにくくなります。
- 給料が振り込まれたら一定額を貯蓄用の口座に入れる
- 自動引き落としで給与振込日に貯蓄用口座へ入金する
- 「固定費」「変動費」「貯金」3つの口座を利用する
貯蓄用の口座を作る際は手数料や金利を確認し、利率が高い口座を選ぶことも重要です。
支出と貯金を分けて管理すると確実にお金を貯める習慣が身につくので、年内に20万円など具体的な目標を設定し貯めていってくださいね。
貯金できない看護師がお金を貯める3つの方法
支出や固定費を見直すだけでも貯蓄しやすくなりますが、せっかく貯金をするならガッツリ貯めたいと思いますよね。
そこで、貯金ができない看護師がお金を貯める3つの方法を紹介するので、できることだけでも実践してみてください。
看護師の平均年収は508万円と女性の中でも収入が高いので、貯めようと思えば同年代の人より貯金することは十分可能です。
どうやって貯金を増やせばいいのか、3つの方法を具体的に紹介していきますね。
1.給与を先取り貯金する
給与を先取り貯金すると無駄遣いする前に貯蓄に回せるので、貯蓄は「余ったらするものではなく最初に確保するもの」という意識に変わります。
毎月決まった金額を貯金すると定期的に貯蓄できる仕組みが作れるので、どうやって先取り貯金をすればいいのか、おすすめの方法を7つ紹介します。
貯蓄法 | 詳細 |
---|---|
新NISA | 非課税枠が最大1,800万円まで拡大し、積み立てた金額はいつでも換金可能 |
iDeCo | 60歳以降の老後資金を貯めることが目的で、60歳になるまで引き出せない |
財形貯蓄制度 | 給与から天引きし、自動で貯蓄できる先取り貯金 |
社内預金 | 会社に社内預金がある場合、給与から天引きで先取り可能。普通預金より利率が高い |
自動積立定期預金 | 事前に定めた期間が経過するまで引き出せないが、普通預金よりも金利が高い |
積立保険 | 養老保険や個人年金保険など、払い込む保険料が貯蓄となる |
封筒貯金 | 1週間の予算を封筒に入れ、残った金額を貯金していく |
貯金は収入の1~3割が目安なので、収入が30万円の場合は3~9万円、40万円の場合は4~12万円が貯蓄額の目安です。
先取り貯金は残りの金額でやりくりしなければいけないと支出を控える意識が高まり、お金に対する心配が減り充実した生活が送れます。
2.今より収入を増やす
収入を増やすと貯金や投資に回す余裕が生まれ、急な出費や緊急事態にも対応できるようになります。
支出や固定費を見直しても思ったように貯金できない場合は、今よりも収入を増やすと無理なく貯金ができ心の余裕が生まれます。
収入を増やす方法 | 具体例 |
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夜勤の回数を増やす | 夜勤割増と夜勤手当が支給されるため、収入が大幅にアップする |
副業を始める | 単発バイトや在宅ワークで収入を増やす |
昇給・昇進を目指す | 認定看護師などの資格を取得し、昇給や昇進を目指して収入アップを目指す |
転職を考える | 今よりも好待遇の職場へ転職し、収入を増やす |
投資を始める | 積立NISAやiDeCoなどを活用し、将来のために資産形成をおこなう |
収入が増えれば支出を減らさずに丸ごと貯金ができるので、生活の質を変えずに貯蓄や投資ができるようになります。
計画的な貯蓄や資産形成がしやすくなるので、どうやって収入を増やすのか考えてみてくださいね。
3.お金の勉強をする
貯金ができない大きな原因の1つは、正しいお金の管理方法を知らないことです。お金の知識があれば貯蓄や節約がしやすくなります。
お金の勉強をするとお金に対する意識が変わり前向きに貯金できるようになるので、おすすめの勉強法を3つ紹介します。
おずずめの勉強法 | メリット |
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本やオンライン記事 | 種類が豊富で、自分が知りたい情報を探しやすい |
YouTube | 通勤中や空き時間など手軽に学べる |
マネーセミナー | 専門家の話を直接聞き、体系的にお金の勉強ができる |
お金に関する知識があれば上手に管理できるようになり、お金の不安が減り生活の質が向上するのもメリットの1つです。
マネーセミナーに参加すれば自分に合った貯蓄法や資産形成の方法を学べるので、貯金を増やしたい方は参加してみてくださいね。
お金の使い方を見直し計画的に貯金を増やすことが大切
看護師が女性の中では収入が高い仕事ではあるものの、約3人に1人は貯金が50万円以下と貯金ができていない人が多いです。
仕事のストレスやお金を管理する余裕がないのは仕方ないものの、貯金できている看護師がいるのも事実です。まずはお金の使い方を見直し、計画的に貯金を増やしていってくださいね。
- 支出を把握していないことがお金が貯まらない最大の原因
- 毎月の支出や固定費を見直すことが貯金できる看護師への第一歩
- 給与を先取り貯金し、お金の勉強をすると大幅に貯金を増やせる
貯金できている人は支出を把握し先取り貯金をしているので、まずは支出を把握し何にお金を使っているのか、減らせる出費は何なのか考えてみてくださいね。
無理をして貯金するとストレスが溜まり散財してしまうので、長続きせず貯金方法を考えてみてくださいね。
手っ取り早く収入を増やすなら、今よりも好条件の職場へ転職するのが1番です。
圧倒的に
多いです